おもひでぽろぽろ
昔の写真をガサガサみていたらこんな写真があった。昔乗っていた、持っていたバイクの写真。結構乗り換えている割に持ってたバイクの写真は少ない。今の様にデジカメとか携帯で気軽に写真が撮れなかった。35ミリフィルムのカメラとか、写るんですとかの簡易カメラを使って撮っていたのと、プリント代が結構高くて学生時代の私にはバイクの写真を一々残すなどという贅沢が出来なかったのだろう。あまり覚えてないけど。 写真に残ってるというのはやはり印象に残っていたということなのだろうなあ。ヤマハGX250 1977式高校生の頃乗っていた、今でも一番好きなオートバイ。単車としては2台目。スズキ LS400サベージからの乗り換え。私もバイクを見る目が無かったのだが、歴代で最もボロいバイク。しかし歴代でもっとも女の子を乗せたバイクだ、ボロのくせに。横浜から乗って帰ってきた。旧車を扱うジャンク屋から買ってきたのだが、センタースタンドは錆び付いて動かない、リアブレーキは張り付いて死んでいた、フォークはサビサビのぶん抜け、リアサス死亡、もうエンジンのかかるゴミ。よく乗っていたものだと思う。写真もよく見るとミラーが無い・・・。よく似合うカッコイイメッキのミラーが欲しかったが金が無かったか、気に入った物がなかったか。70年代ヤマハ2気筒が一気に好きになった。GXなんて誰も知らなかった。最後は片肺になっちまって死亡。個人売買で再び奇遇なことに横浜へ部品取り車として引き取られていった。私より一個上の、キュートなバイクだった。ぼろかったけど。ヤマハ TY175 社会人になって金に余裕が出来始めた頃、バイクを集めだした。それもジャンルもバラバラ、TZR250 1KT、ベスパ50S、GR80、ホンダリトルカブ、などがあった。それらに加えてもちろんSR400、車ではあるがVWカルマンギアとかが家にあった。バイクで納屋が一杯になってしまい、ボロカルマンも軒下に。親に怒られた。彼女も怒ってた。もっと私に金使ってくれ(怒)と・・・。そんななか個人売買で買ったTY175 1台目。仕事で走っていたら私有地に捨てられていたものを発見し引き取ってきた2台目。どちらもレーサー?と呼んでいいのかわからんがトライアルレース仕様になっていた。配線を戻してライト付けるのが怖くてエンジン動くまででやめた。この頃のヤマハ空冷2スト、アルミエンジンで、キャブのインシュレーターが+のネジで止まってやがって、熱とサビでかじりついてるから外すのに苦労した記憶がある。年式は解らない。というか年式調べるために買った本はこれを売るとき引取りに来た子たちにあげてしまった。覚えてない。よく裏山登っていって、畑を走り回った。この頃、グリメカのドラムブレーキやらボラーニやらタカサゴのHアルミリムとかも持っていたが結局使われることは無く、ヤフオクか個人売買で売ってしまった。カルマンギアなんかは最終的にタイ人が持っていった。「直してのるんですか?」 「カット」エンジンだけつかうの?よくわからん。ヤマハSR400 エンジンオーバーホール前96年式の不圧コックにCRキャブをつけていたら、当時は知らなかったのだが、不圧コックがバカになってガソリンオーバーフローし放題。最終的にエンジンの中にガソリンがたっぷりと入っちまった。気がついたときは手遅れ。10回くらいはオイル交換をしたが着実にシリンダーかピストンをダメにしていき、圧縮が軽くなってしまってエンジンオーバーホールの原因となる。400のままエンジンが壊れるまで走り回ったらオーバーホール、と思っていたのに、残念だった。不圧コックはもう信用できなかったので普通のコックに取り替えて、エンジン直して。金がかかった。交換したピストンは軽いタテキズが入っていた。ってタテキズて目で見える時点で相当深刻。サークリップ超えてキズ入ってるし、ピストンのタッテキズ、肉眼で把握できる時点でハイ 終わり。VWタイプ2 66年式パワステ無いエアコン無いハイオク入れてリッター8?雨漏れる、風が入ってくる、ワイパー緩んで落下、キャブオーバーフローで出火、思い出の多い名車。最も好きな車。名前はCREAM GHOST。SR以外はサヨウナラ。涙がぽろぽろ。年は取りたくねえなあ。あっていいとか良かった出会いと別れと、無くても無いほうが良かった出会いと別れ。どっちも・・・ある・・・?よね?