|
カテゴリ:暮らし
・・・という書き出しで始まる、トラピスト修道院製のバタークッキーの折込冊子というか札、を眺めながら書いております、chicchi666です、みなさまこんばんは。
この冊子の入っていたクッキーというのは友人の話によりますと、北海道土産としてはかなりメジャーなものらしいです。 シトー修道会の修道院にて生産されているものらしいですね。 企業ではなくて、宗教法人が生産・販売しているという点において大変興味を覚えました。 上記のクッキーは修道院において酪農を経営し牛乳を生産し、かつクッキーに加工をするまでの一貫した生産体制のもと販売がなされているようです。 畜産、というのは都市部に住む方にはなじみが薄いと思いますが、退職した以前の会社において私は畜産部の担当であった事もありますので、私にとっては思い出深い、というか、そんな感じです。 まあ、大変な仕事です。人間が動物を飼育し、生活の糧を得るのですから。 1頭でペットのように飼うのではなく、生活するための仕事ですから何十頭あるいは何百、何千頭と飼育します。 朝夕等はこれらが一気に目を覚まし活動を開始するわけですから、それに対応する人間は大変です。 また、放牧、放し飼いなんてのは一部で、多くが建物内にて飼育していますのでエサ以外の面倒も全て人間がみることになっているのが基本ですから、朝から晩までその労力たるや・・・。 「牛はギューギュー 豚はトントン」 というのが私の前の職場で教わった言葉です。 要するに、労働量に対して返ってくる見返りが少ない、ということです。 養鶏は担当範囲外だったんですが、おそらく同じでしょう、スーパーの卵の値段を見ていれば察しはつくと言うものですね。 ともかく、上記のトラピスト修道院の方々は「祈れ 働け」の理念の下に日々労働に励んでおられる模様です。 真摯な労働に対しては本当頭が下がります。 ところで、上記のトラピスト修道院の冊子を読んでいて思い出したのが花村萬月「ゲルマニウムの夜」と「ブエナ・ビスタ」でした。 赤羽修道士と主人公 朧の対話が好きです。 追記:内容について少し書こうかなと思ったんですが、やっぱりやめました。 興味がある方は書店でどうぞ。 暴力的な表現も多いので勘違いしやすい性格あるいは年齢の方にはおすすめできませんね。 というか電池切れ。 chicchi666でした。 グッドナイト^-^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/16 08:37:44 PM
コメント(0) | コメントを書く
[暮らし] カテゴリの最新記事
|
|