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カテゴリ:暮らし
こんばんは。chicchi666です。
8月4日に病院に担ぎ込まれ、入院生活を送っております。 本日は外泊許可が出たため、明日までお家にいられます。 8月3日に予約し、次の日入院となったのですが、通常私程度の病人は(といっても慢性化した持病があるのですが)最も軽い症状の患者が集まった外科or内科フロアに投入されるのですが、暑い盛りで病院は老人、及び怪我人で満杯、といわけで何故か最も重い病状の方々が集まるフロアに投入されたのでした。 持病の症状悪化と栄養失調気味でフラフラになり担ぎ込まれるようにして入院したのですが、病院のフロアはまさに静寂の王国だったのです。 今まで入院した時は骨折だの、軽い肺炎だの、比較的軽い症状の方々が多いフロアにいたため活動的な方が多く、患者同士のコミュニケーションもあり、看護師の人たちも比較的穏やかな雰囲気のところばかりだったのですが、今回は違った。 エレベーターから降りてフロアに入った瞬間、違和感があった。 ナースステーションの看護師さんは皆、妙に厳しい顔をしているし、何よりもソファがあって雑誌とか置いてある待合室的な場所にも人がいないし、患者らしき人の影すら見えない。 看護師さんに病室まで案内されるまでに通りすぎる部屋をチラチラ見ていると、何処の部屋もベッドの周りはカーテンがキッチリ下りていて、涅槃寂静の世界。 微かに聞こえる、ピコピコという機械の音。 なるほど、携帯電話すら禁止と釘を刺されたのはこの為か、と妙に納得したのです。 最近の病院はどこでもタバコ禁止、携帯禁止なのですが、実際のところは実に甘く、禁止な割には売店でタバコ売ってたり、病室で携帯充電してても何も言われないのですが、入院に際して釘を刺されたように、ガチで携帯を使用してはならないフロアでした。 といわけでスマホ無し生活が開始。 最初2日間は1日4本点滴を打たれ、その後は2本に減りましたが毎日点滴、ごはんはおかゆ。 日々小説を読み暮らす日々。 小説も待合室にあるのを片っ端から読んでまして、普段まったく興味のない西村京太郎とか赤川次郎とかまで読んでました。 面白かったのは宮部みゆき、東野圭吾、有吉佐和子、福田和也の本でしたかね。普段読まないけど。 文庫本ですと大体1日2冊のペースで読んでしまうんで、待合室の文庫本を制覇してしまいそうです。 京極夏彦とかの文庫本のくせに片手掌一杯くらいの分厚いやつが四冊くらいないと退院まで持たないかも知れない。明日には病院に戻らねばならないので、本屋で買いこんで戻ろうか、というところです。 タバコ禁止酒禁止スマホ禁止PC禁止 しかしながら、というか禁止な割にはタバコは売店でしっかり販売されており、看護師さんに発見されなければおkということで、小説とタバコと点滴後の散歩のみがストレスの解消の手段だったのですが、病院の周辺には国道が通っている割には何もなく、また大の大人、しかも患者ルックでフラフラ歩き、タバコを吸っているのはいかにもみっともないので隠れてタバコを吸う場所には困っていたのですが、いい場所を発見したのです。 それは病院食の調理場の裏。にあたる場所。病院食用の食材搬入口は別にあり、そこは一時的な出入りのドアがあるだけで滅多に人が来ない。 右手に厨房へのドア、左手にはなんだか解らないけど大きな鉄製の観音開きの扉で、丁度コの字型になっており、車が2台ほど止められるスペースになっていました。 ところで、夜中にフッと起きて、タバコが吸いたくなるときはありませんか? 私なんかは結構不眠のクチで、夜中に起きては件の喫煙スペースに行き、度々一服してまた寝る、ということがあったのですが、一昨日の夜でした。 右手に厨房のドア、左手には鉄製の巨大な扉。午前1時半。 そういえば今日はなんか車が止まってる。トヨタのハイエースワゴン。 タバコを半ば吸い終えてから、鉄製の扉から光が漏れているのに気がつきました。 いつもはしっかり施錠され、なにか医療機器の搬入口でもあろうかというその扉。 こんな夜中に何だろう、チラっと覗いてみたら。ありました。 錦の布に覆われた長方形の大きな箱が。 書いとけよ・・・霊安室って・・・ そんなこんなで24日には退院予定です。ご心配くださった方々、ありがとうございます。 25日位からは早くも仕事の予定が入っており、さっさと復帰せねばなりません。 もうちょい、養生してみます。 つまらない病院話のお口直しに↓ 坊主好きには必見です。 本光寺 ホントはそのままyoutube動画を埋め込みたいんですが、楽天さんは許可してくれないんで、リンクのみです。 それでは、グッドナイト。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/08/17 07:39:53 PM
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