napirin　家庭の一歩

この地域の山奥には、知る人ぞ知る、味噌饅頭という、饅頭があります。

味噌と言っても、本当に味噌が入っているわけではなくて、

「味噌色をした饅頭」

という意味なのだけど、

その味噌饅頭、有名店が数店舗あります。

その中でも特に有名なお店があるのですが、

そのお店、数年前まで、中々手に入らなくて、予約は半年先までいっぱい、

当日買いに行くと、職人気質のご主人に怒られると言う始末で、

幻中の幻でした。

その饅頭屋、数年前、お店をきれいにし、

最近は、前日予約出来るようになり、

当日も、午前中早く行けば手に入るようになったというのです。

それを聞きつけた母が、前日我が家の分も含めて予約をしてくれたので、

一緒に取りに行ってきました。









これです。これ。

皮はしっとり。

中のこし餡は上品な甘さ。

あっさりしていていくつでも食べれちゃう！

でも、母や父に言わせると、

「味落ちたな～」

だそうですが、以前の味を知らない私には十分美味しくいただけました。

親達にしても、中々手に入らなかったときのほうが、

希少価値があって、美味しく感じられたんじゃないのかな～？


この味噌饅頭の皮に皆驚くらしいんですよね。

しっとりしていて、口に入れるととろけちゃうんです。

でも、私の場合、近所のここの有名店の味噌饅頭を真似しているお店があって、

そこの味になれてしまっているので、そんなに驚きませんでした。

だって、そのお店の味噌饅頭の皮は、ここの有名店よりしっとりとろ～りとしていて、

まるでういろうの様なんです！

味の上品さでは有名店のほうが勝り、

皮の美味しさでは、近所のお店の方が好きです。

と言うわけで、私の場合、手軽に買える方でいいや＾＾；