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カテゴリ:Hawaii 徒然
この前こちらで日本の衛星放送を見ていたら、
”千の風になって”(こちらでは、”Do not stand at my grave and weep”として知られていると思う。) についてやっていた。 その中でこちらのNative Indians の Lummi族 の伝承話、 ”Salmon Woman” についての話を聞いた。 昔々、ラミ族が食べるものに困り海の沖に船を進めると、沖でSalmon Womanが泣いていたそうだ。 ラミ族の人がSalmon womanに、 「貴女も食べ物がなくて泣いているのか?」 と声をかけると Salmon Womanは、 「いいえ」 と答え、 「あなた達は食べ物がなくて困っているのですか?それならこれをどうぞ。」 「これは私の子供達です。」 と言って、海から沢山のSalmonをすくい上げ船の中に落とし入れてくれたそうだ。 ラミ族の人たちは、Salmon Woman を陸に招待して感謝したそうだ。 その頃は、木も草も花も鳥も魚も全ての生き物は人間だった。 その後創造主が現れ、それぞれを現在のような別の生きものに変えたそうだ。 ラミ族の人々にとって、全ての物=木も花も鳥も魚も、今でもみんな兄弟である。 だから、 ”命を敬い、死を敬い、全ての物に敬意を払う”ことが大切なんだとか。 なんて素敵なお話しでしょう。 ”全ての物には魂が宿っている”という、物に対する日本の昔からの考え方に通じる物がありますよね。 “Do not stand at my grave and weep” ”お墓の前で嘆き悲しまないでほしい” ”私はお墓にはいない。鳥になって光になって風になって、いつまでも生きている”という死者からのメッセージのポエム。 その言葉通りなんだろうな~って思う。 死がこの世の終わりではなく、死しても魂は永遠に生きていくのだと思う。 だからこそ、死に向かって生きていく、”今”を大切にしないといけないのだろう。 魂で存在する方が、この世の中の何倍も長いんだよね。きっと。 この世の生活が終わったらあちらの世界で、ピーちゃんやミーヤと会えるのがとっても楽しみな私。 俗世間的で失礼。でもマジで。 この世では話せなかったけど、きっとあの世ではミーちゃんと心で会話ができる気がする。 彼氏が踏んで死なせてしまったピーちゃんにも謝りたい。 それまではこっちの世界で、もう少し・・・・頑張るかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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