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カテゴリ:BOOK・映画
今月は結構読みました。
その代わり、何にも作ってないけど。 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ リリー・フランキー 図書館で予約したら、順番が回ってくるのに半年後かかりました。 評判のわりに感動は少なかった。 でも、内容は記憶によく残っています。 他の評を読むと、「オカン」に対しての感想が多いけど、私自身二人の息子がいるので、自分の「母」としての立場で「息子たちにこんなふうに出来るか」という見方になってました。私は「オカン」のようには出来ないし、したくもないと思う。 癌治療に対して、仕事に対しても考えさせられました。 女たちは二度遊ぶ 吉田修一 個性的な11 人の女性の物語。短編集。 あっという間に読めちゃいます。でもあんまり心には残らなかった。 モラルの罠 夏樹静子 宅配便、防犯システム、携帯電話のメモリーなど、安全神話を覆すミステリー5編。 まひるの月を追いかけて 恩田陸 橿原神宮、明日香、山辺の道…奈良を舞台にしたミステリー。 んー、恩田陸さんの小説って、私の中では、まずありえない想像の世界の話(『常野』シリーズとか)か、身近で起こりそうな自然な話(『ピクニック』とか『小夜子』とか)か、に二分されるんだけど、これはなんだか中途半端でした。 白蛇島 三浦しをん 日本の「島」に残る因習は深いものねぇ。ありうるかも、なんて。 初、しをん作品でした。面白かったデス。 私が語り始めた彼は 三浦しをん 元大学教授の「カレ」の周りの人々の愛のしがらみの話。 『白蛇島』のイメージからは一転。 これを読んで、私若くないんだなぁと思った。 ダンナと知り合って10年だもんなぁ…みたいな(笑)こういう愛の形も実感を伴って理解できる。 人間のつながりって、気持ち悪い…夫婦について考えちゃった一冊でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 31, 2006 02:44:42 PM
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