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カテゴリ:BOOK・映画
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対岸の彼女 角田光代 「なぜ私たちは年齢を重ねるのか」 この問いを私自身も考えたこともあるが、 作者は本書の中で 「生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ」 と書いている。 これを読んで、アグネス・チャンが何かの記事で、「有意義に生きるために、ボランティアをしはじめた」というようなことを言っていたのを思い出した。 内容紹介では 『30代、既婚、子持ちの「勝ち犬」小夜子と、独身、子なしの「負け犬」葵。性格も生活環境も全く違う二人の女性の友情は成立するのか!?』と書かれていますが、小夜子=「勝ち犬」、葵=「負け犬」という構図はまったく見えなかった。友情の話でもないと思う。 私はさっぱり共感できないし、終わり方が、読者に何を想像させようとしているのか、中途パンパな印象を受けた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 30, 2006 09:17:32 PM
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