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カテゴリ:BOOK・映画
ブレイブ・ストーリー 宮部みゆき
何歳くらいの読者を念頭に、書いた本なのだろうか? 昔、RPGの出始めのころにアニメ化されていたゲームの話みたい。 たしかにアニメ化にはぴったりでしょうね。 やっぱり宮部さんには、人間の善と悪に切り込んだミステリーをかいてほしいと思います。 それにしても、厚さ4センチくらいのバードカバーが上下刊…年末年始じゃなかったら読みきれなかったかも。 イッツ・オンリー・トーク 絲山秋子 私にとっては、『海の仙人』『袋小路の男』に続き、3冊目の絲山作品。 この人の文章、結構好きです。味気ないというかそっけないというか、変に飾っていないところが。主人公が、どこか冷静で客観性を持っている感じだからかな? 『イッツ・オンリー・トーク』と『第七障害』の中篇2編ですが、個人的には表題作のほうが好き。ほのぼの流れていく、絲山ワールドといった雰囲気でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 31, 2007 02:02:53 PM
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