今日6月19日(農暦5月5日)は、
端午節です。
台湾の端午節で代表的なイベント、風物詩は、
ちまき(粽子)、ドラゴンボートレース、菖蒲の葉、香包です。
その昔、楚の国の政治家でもあり詩人でもあった屈原が、
君主の不甲斐なさを嘆き、
5月5日に川に身を投げたとか。
彼を敬愛していた人々は、
彼の遺体が魚に食べられないように、
竹の葉に包んだ餅米を川に投じ、
ボートに乗って屈原の遺体を探しました。
この伝説が、
ドラゴンボートレース、粽の由来と言われています。
また、この時期蒸し暑い日が続いて、
悪い虫や伝染病が流行るのを防ぐために、
菖蒲を家の玄関に飾ったり、
香包を身に付けたりするそうです。
そんな由来はさておいて、
毎年この時期になると、
ちまきをたくさんいただきます。
去年は、自分でも包ませてもらったりしたのですが、
今年は、そんな機会もなく、
ひたすら食べる方にまわっています。
中身は地域や各家庭によって違うのですが、
栗やゆでたピーナッツ、
干しエビ、椎茸、豚肉、卵の黄身など、
いろいろ入っています。
栄養満点の中華ちまき!
私もそのうち作れるようになりたいです。
さて!
端午節が過ぎたら、本格的な夏!
覚悟を決めねば。