長女の同級生の女の子が、
今月いっぱいで日本に帰国する。
これで彼女のクラスは、
男の子3人女の子2人の5人になってしまう。
さびしくなります。
そして明日は彼女の送別会。
娘は今日の午前中ケーキを焼いた。
明日の送別会で、みんなと食べるらしい。
娘が選んだケーキはこれ!
実はこのケーキ。
私の母が、よく作ってくれたケーキ。
あまいケーキの生地に酸味のきいたりんごの味が、
とてもマッチしていておいしい。
母はいわゆる牧師夫人だったので、
ケーキを作る機会が多かった。
教会が大きくなってからは、
他にも作れる人が出て来たので、
母の出番は減ったけれど、
私が子どもの頃は、
本当によくケーキを作っていた気がする。
何も教会のためだけに作っていたわけではない。
家族のためにも、
よくケーキやパンを焼いてくれていた。
パンの生地をこねる母を囲むようにして、
子どもたちが母の作業に見入っていたあの光景は、
今でもよく覚えている。
「りんごケーキ」の素朴な味わいは、
わたしにとっては母の味かな?
そしてそのりんごケーキを
時々思い出したように家族のために作っていた私。
そしたら、
今度は娘がこのケーキを作りたいと言い出した。
何だかいいな。
こういうのって。