テーマ:裏ワザ・便利ワザ(442)
カテゴリ:なんかヤな感じ
いやね、厳密に言うと『裏ワザ・便利ワザ』ではないのです。
むしろ、知らないと重大な問題を引き起こす使用法に気づいてしまいました。 仕事でMS Wordを使っている人、変更履歴っていう機能があるでしょ。 修正した箇所が一目瞭然で分かるようになっている機能。文章校正を数人でやりあう場合には便利な機能です。 つまり、 もともとの文章が 「知恵の友に知恵がないことは明白である」 だったとする。 普通のワープロで修正をかけると 「知恵の友に知恵はないことが明白である」 となる。よく見れば違う文章なのだけど、文字数も同じだったりすると分かりづらい。 それが、変更履歴機能を使うと 「知恵の友に知恵 となって、見やすい。 しかも、マウスカーソルを合わせると誰が修正をしたのかも分かるようになっていたりして。そりゃ、立派な機能です。 ただ、沢山の箇所を修正されると(手書きの場合も同じだろうけど)、ウザい。 しかも、修正を受け入れる場合って、わざわざその部分のカーソルを合わせて右クリックして「修正を受け入れる」を押さないといけない。 加えて、印刷しても上記の変更履歴がそのまま印刷される。 いちいち、屈辱なのである。 いや、まぁ、そんなことはここではどうでもいい。 実はこの機能、まずは「変更履歴を記録する」というモードにして、次に「変更箇所の表示」にすることで上記のような機能を使うことができる。 だから、見るのがウザければ、「変更箇所の表示」を切っちゃえばいいのである。 と・こ・ろ・が。 「変更履歴を記録する」っていうモードをとめないと、いつまでも変更履歴が記録されているのね。自分には見えてないけど。 そうすると、何が起こるか。 顧客企業に契約書の案を事前にお目通しいただこうと思ってメールで送るとする、仮に。 で、当方では変更履歴なんて表示していないけど、先方様では表示していたとする、仮に。 ちなみに、それは他の顧客企業にも使っている契約書の雛形だったとする、仮に。 当然、契約書だから何と何を取り決めて、金額はいくら、ってところまで書いてるよね。。。。 つまり、競合他社に、わが社が他社とどのような契約をどのくらいの金額でお願いしているのかが、筒抜けになるわけですよ、仮にも。 超、ヤベェ。。。。。(泣) ********** 今日の会報はどうでしたか? ********** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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