カミサンがネットの掲示板を見ながらつぶやいた。


「こんなコメントを書いたら焼け石に水なのにね。」


おいらは、「ん？？？」と思った。

「・・・書いても焼け石に水」と使うべきだからだろう。なんとなく、違和感を覚えた。

それで、何のネットを見ているのかと思ったら、いわゆる掲示板上での口論だ。

この手のものが不毛なものであることは、私たちはよく知っている。
すくなくとも、おいら自身が最近、掲示板サービスに行かなくなったのもつまらない掲示板上での口論がつまらないからだ。

誰かが言ったことにバカ正直に反応する人がいたとする。その反応がおもしろいもんだから、また別の参加者が、その人を怒らせるようなことをする。その繰り返しだ。

したがい、このケースの場合、「こんなコメントを書いたら火に油なのにね。」というのが適切だろう。



その後、アイドルのコンサートの様子をネットで見つけたみたいで


「やっぱ、久々に登場したからリップサービスがすごいんだね。」と、同意を求められた。


「いや。。。政治家じゃないんだからリップサービスはしないんじゃないか？もしやアイドルなだけに、あたりかまわずキスしまくってくれるのか？」
とか思いながらも、


「久しぶりの登場とはいえ、ファンサービス程度で十分だと思うけど？」
と言ったら、自分が変なことを言ったことに気づいたようで、大笑いしていた。


あんまり指摘してると、そのうちケンカになる。

「いちいち細かいことを指摘しないでよ。女々しい」などと逆ギレすることも多いが、




団塊の世代、っていうのを「ダンコン」の世代、っていつも言い間違えるんだ。



うちのカミサンは。

こわくって、実際に団塊の世代である上司と話す機会があったらまず間違いなく、妻は間違えて発音するに違いないから、怖くって、外に出せない。




あんまり言い過ぎると、しまいに「国語の成績はよかったんだから！」といって隣の部屋に行ってしまうのは、なんだか自分の全体的能力の度合いを示しているようでいただけない。

「国語の成績はよかった→でも、この程度だ。→ほかの成績が悪かった」という三段論法である。



そのうち、息子から指摘を受けるようになるだろう。



我が家は



これからが、修羅場だ。

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