テーマ:ニュース(99901)
カテゴリ:まじっす!
ようやく、「大阪府庁舎、ついに建て替えへ」だそうです。 おいらは、大阪府の納税者ではないので直接の関係者ではないのだけれど。 府庁舎って、ほんとに要るのでしょうか? どういう前提を元に、建て替えた方がいいという結論になったのか。それを知る権利が納税者にはあるはずです。 そりゃ、「全ての部局がひとつの庁舎に入る必要がある」という前提や、「現在の府庁舎から半径数キロメートル以内の賃貸相場を考えると立て替えた方が安い」とかいう前提で物事を考えているんだと思うけど。 本当に、「全ての部局がひとつの庁舎に入る必要がある」のか?とか、「現在の府庁舎から半径数キロメートル以内」でないといけないのか?ということは議論されたのかな。 だいたい、「縦割り行政」の問題がちっとも解消していないのに、そんな連携が取れていない部局がひとつの庁舎に入る経済合理性はあるのかな。分散型のほうが安く上がるのならそれでもいいんじゃないか。商業ビルのテナントに各部局があっていいじゃない。外国では、運転免許センターがショッピングモールの片隅にあるって言うケースもあるらしいよ。 利用者としても、そのほうがついでに買い物も出来ていいって話ですよ。どうせ官庁街なんかに出ていったってほかに何も出来ないんだから。 それに、かならずしも街中の一等地に「無産的」なお役所がなくたって、いいわけでしょう。電話だってインターネットだってある時代なんだから。お役所仕事の代表である「決裁」だって、電子的に処理すればスピードもあがるっていうものです。 よく、一箇所に役所機能が集まっていないと利用者のサービス低下につながるっていう人がいるけど、どれだけの利用者がいろんな部局を一日でわたって各種申請をするんだろう。 かりにそういう利用者がいても、それと本庁ビルに全ての部局を統合するのとは直接リンクしない話だよね。利用者のワンストップ窓口を便利のいいところに作ればいいだけだから。 要は、屁理屈こねてないで、一番安くて、便利な、納税者が納得する府庁舎のあり方を考えろって言うところでしょう。 そもそも、いまどき庁舎ビルなんて建て替えて何年以上利用したら元が取れるんだろう。 道州制を例に挙げなくとも、昨今の自治体破産寸前の状況の中で、それだけの長期間、「大阪府」が存在すると、胸を張っていえるんだろうか。 自治体という「企業体」にとっての「本社ビル建設」の事案が有権者という、いわば「株主」の判断を経ずに決められてしまっているのではないか。しかも、またどうせ、安藤忠雄さんとかの有名な建築家に作ってもらったりするんでしょ?すんごく高くつくと思う。 つまり、この問題が府議会議員や府知事選挙の争点にならずして、なんとなく決められていることがおかしいと思う。 おいらは、ここと「連結決算」をしているグループ企業の「株主」だから、言っているのであって、直接関係がないじゃないかといわれてしまえばそのとおりだから、ここでこっそり愚痴ってるんだけどね。 ********** 今日の会報はどうでしたか? 行政の無駄遣いはやめて欲しい。と思う方はこちらをクリックしてください(ランキングに投票) 甘い。世のためになることをしろ。と思った方はこちらをクリックしてください(クリック募金に投票) ********** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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