野球の結果が気にならなくなり始めて久しい。

もともと巨人ファンだったおいらだけど、中学生の頃に南海が九州に移ってきて以来のホークスファン。ファンクラブには１４年ほど加入している。

１４年前のホークスといえば、それはもう、大げさなたとえではなく、今の楽天イーグルスのようなものだった。５点取っても７点取られて負けるチームだったし、年間５０勝できない（年間１２６試合時代）チームだったし、監督はコロコロ変わるし。それでも、声をからして応援していた。

そのくらい、野球が好きだった。

だけど、最近の野球はどうだろう。
見ていて、燃えない。

なにより、テレビ放送自体がなくなっている。

それは、スター選手がどんどんメジャーリーグに流通していることが大きいけど、世の中が楽しむ娯楽のあるべき姿が変わったことと無関係ではない。

つまり、だれもがひとつのスポーツを２時間もかけて見るような生活リズムではなくなっている。
まして、その１日の積み重ねで１シーズンの結果を追いかけるような気長なことが受け入れられる時代ではないのだろう。


そんな折、「ビックリマンプロ野球チョコ」を発見した。税込み８４円。

僕らが子供のころのビックリマンと比較するとビックリするほど高くなっているけど、「球界の盟主」と呼ばれた球団の衰退が球界の衰退と時期を同じくしている昨今。

そんな折に日本一になったチームのオーナー企業としてプロ野球を立て直そうという意気込みが伝わるような企画ではないか。

この企画は失敗に終わる可能性がある。

ビックリマンチョコがちっとも売れない可能性と、プロ野球の活性化の足しにもならない可能性の両方が同時に実現するかもしれない。

それでも、僕はその意気込みを支えたいと思う。

毎日１個、

買うことにする。