テーマ:ヨーロッパ旅行(4254)
カテゴリ:旅行
【07年10月13日(土)】 4日目の日程ではブリュッセルで自由行動だったのですが、ブリュッセルで自由行動と言っても『一人歩きは物騒』『レンブラントのような超天才画家の絵のある美術館が少ない』などの理由で、HIS社のオプショナルツアー『アルデンヌ地方1日観光』に参加しました。 10人以上じゃないと行かないのですが、幸い7人集まって行く事が出来ました。もし行けなければブリュッセルから電車で30分ほどのところにあるゲントへ行ってファン・アイク兄弟作の『神秘の子羊』という絵を見てこようかと思ったのですが…まぁでも時間も半端に余りそうでしたしね…次の機会としたいです。 まずは朝起きて朝食バイキング会場へ。ここもモダンな設計です。ただ何かのエキシビジョンがあったのか、大変込んでいました… 9時ホテルを出発。まずはブリュッセルから南へ1時間ほどのナミュール地方へ。途中、かの有名なワーテルロー(英発音 ウォータールー)の古戦場へ。オランダ・イギリス連合軍とプロイセン連合軍が、ナポレオン率いるフランス軍を破った闘いです。この闘いによりナポレオンが退位することになりました。 上はライオンの丘と呼ばれ、亡くなった兵士たちの副葬品などを弔うために埋めているそうです。周囲はかつて歴史を揺るがす闘いがあったとは思えないほどの田園地帯です。 周囲にナポレオンが戦いの最中泊まっていた宿もあります。 その後ナミュールの城塞『シタデル』へ。ナミュールは、おとぎの国のようなワロン地方の観光の玄関口です。 高台からナミュールの町並みが一望できます。紅葉が始まりかけていて、とっても綺麗でした。 その後、ワロンの古城の一つ、モダーヴ城へ。ここには中に教会もあり、ここで挙式する日本人カップルも多いんだそうです。モダーヴへ着いたあたりから晴れてきてとってもすがすがしい陽気でした。 城壁を抜けた中にある正面玄関です。一見こじんまり見えますが、周囲の城壁が大きいのと、奥行きが結構あって広いです。。 下はダイニングです。ここで結婚披露宴をするカップルも多いそうです。素敵ですね。 お姫様かお后様の寝室です。ベッドがやけに狭いと思ったら、中世の人は横にならず、腰掛けるようにして寝ていたらしいです。寝相の悪い私には無理です…天蓋つきってあこがれますよね。 ちょっと変わったところで下の写真の左側に見えるのが昔のトイレです。欧米では昔も今も座るタイプ。ふたをとって用をたしますが、下が断崖絶壁の谷になっていて、自然に帰るようになっているそうです。ロハスですね~、ロハス。 お城の中にある教会です。こんなに遠く街中から離れていてはお祈りに行くのも大変ですもんね…今はここで結婚式を挙げるカップルも多いんですね。素敵です~。 さて、中世のお城を堪能したところで再びバスに揺られて世界一小さな町、デュルピュイへ。町といっても、日本の○番地位の大きさしかないところで、なるべく路地を見つけて歩こうと思ってもあっという間に歩ききってしまう大きさのところです。 昼食は蒸したマスを頂きました。大きくて美味しかったです。勿論ベルギービールと一緒に頂きました。 たくさん食べたところでデュルピュイの散策。ここで、パンの具財にするためにたんぽぽのジャムを買いました。なんと、まだ開封していないので味はまだ分かりません(ヤバイ!!)。ベルギー人はフランス語しか話せない人も多いのですが、このお店では『たんぽぽ』と言うと通じます。 ここではなるべく迷うように小さな路地を歩いていくのがコツ。 ウルト川沿いにシャトーがあります。こんな素敵なところに住んでみたい… ここは以前日本の皇太子ご夫妻も訪れたことがあるらしく、カフェにお写真が飾っているところもあります。 その後、バスに揺られてブリュッセルへ。途中、ディナンへ停車しました。ディナンは固焼きパンの『クック・ド・ディナン』が名物です。ハトやハート型など、色々な形のパンが売っています。ホットミルクやコーヒーなどに浸してやわらかくして食べるんだとか。ここでハトの形のを買いました。 とそこでデジカメの電池のバッテリーが切れてしまいました新しい電池を入れてきたはずなのに、通常のアルカリ電池だったためか、電池切れ…まだ明日もあるのに… そこでディナンのスーパーマーケットに入り、電池を買うことに。英語で電池が欲しいと言って見るも、フランス語圏の田舎のため全く通じず…電池を見せて指差すも『ない』というジャスチャーをされる。いや~、予備をたくさん持ってこなかった私が悪い…後悔先たたずです。 とそこへ中年の女性が歩み寄ってきて、フランス語なまりの強い英語で『これと同じものが欲しいのか?』と話しかけてくれました。(渡りに船とはこのことです)『うん!そうなの!』と説明すると、その女性は店員さんとやりとりをした後、デジカメ用のバッテリーが長持ちするタイプの単3電池を店員さんに持ってきてもらったのです!!いや~ベルギー人親切メルシーボクメルシーボクと何度もお礼を言い、恐る恐る電池をカメラに入れてみましたが動きました~!!(そしてその電池は今も活躍しています。やっぱり旅行にはバッテリーの長持ちする電池に限りますね) そうして撮ったのがディナンの象徴、ノートルダム教会。崖の上に城塞が見えます。 ノートルダム教会の中にも入れました。(当たり前ですけど教会内ではフラッシュがたけないので暗いです) 教会から対岸の眺めです。この眺めを見ながら、またいつかきっとベルギーに来たいなぁという思いを強くしました。 そして、いよいよブリュッセルのホテルブルームへ。本当に名残惜しい限りでした。ホテルについた時は日も暮れかかっていました。(大体18時頃着きました)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月22日 21時33分41秒
コメント(0) | コメントを書く
[旅行] カテゴリの最新記事
|
|