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本日のニュースで、来月よりレギュラーガソリンが1リットル170円台を突破するとの報道がありました。 私は休日ドライバーで土日に買い物兼料理教室に行くのがメインで車を使用していますが、数年前まで100円を切っていたことも考えると、昨今の原油高騰は底なし感があるだけに不安で一杯です。 この前ガソリン暫定税率が復活しましたが、1リットル170円台は消費者が負担できる価格上限まで来ていて、更に値上げすると負担は厳しいと思われます。 底なしの原油高騰を前に、道路整備どころではないと思います。必要なものは必要なものとして、もっと費用対効果を精査して吟味されたものだけ税負担して整備するとか、暫定税率の比率を下げるとかを国会で議論すべきだったと思います。 役人の言いなりの与党も与党ですが、有効な代替案を出さない野党も野党だと思います。 日本人は暫定税率の税金で役人がタクシー代に浪費しようが、ちょっと時間が経つともう忘れたかのようで、本当におとなしいというか、自分の事以外無関心というか、自分の意見を表現しようとしないというか… 日本は食料といい鉱物といいあらゆる資源が乏しいため、あらゆるものを輸入しています(輸入国第一位は中国)。原油が上がると言うことは輸送コストも上がるので、当然商品の原価に反映してきます。 もちろん輸送費だけでなく、バイオ燃料の需要急増にともなう小麦の原料費そのものも高騰しています。 原料費高騰というと、テレビでは小麦粉とか食べるもの中心に報道している感がありますが、鉄鋼などの鉱物資源や繊維なども中国やブラジルなどの第三国の需要急増に伴い、数年前から高騰し続けており、深刻な資源供給難に陥っています。 というのも、実は私は主に中国からの輸入品などとも関りあいのある仕事をしているため(仕事で中国語は使わないが)、鉄鋼関連商品の供給難や原料の凄まじい高騰ぶりというのを日々リアルに実感しています。 もう、国と国同士で資源の熾烈な奪い合いをしないと生き残れない時代がすぐそこにあります。 特に資源もなく、人材といっても中途半端な平等主義の教育に甘んじてきた日本に熾烈な資源の奪い合いの勝ち目があるとは思えないです。(シンガポールなどは国策として、人材以外の資源がないと割り切って日本の比じゃない受験戦争・学歴社会だったりしますが)。 そこをいうと、環境問題でも京都議定書を遵守できず、産業界や国民の顔を伺うばかりで大胆な政策などをとれない政府といい、のんびりしすぎですよ、ホント。 日本も、全体的に賞味期限切れ食品を大量に捨てたりだとか、使い捨て文化が根付いていたりとか、食料も資源もムダにしすぎ。 レジ袋だって割り箸だって未だに無料配布してますからね。(台湾は既にレジ袋も割り箸も完全有料化しています。ヨーロッパの多くの国でも有料が多い)。 もっともっと、資源を大事に使えるよう、安くてすぐ駄目になるような商品じゃなくて、高くても何十年と使えるような商品を買うとか考えないと、きっと日本はいまに世界の発展途上国から恨まれる国になってしまうと思います。(そんなに資源をムダ使いして!!て。) 鉄鋼の原料高騰といえば。これまでも中国の需要増による原料高騰が続いていたのですが、この前の四川大地震で、再建にかかる建築資材に使われるのが必然化したため、更に大幅に高騰し続けると思われます(どっかに大きな鉱脈が見つかれば別ですが。でもないよね、そんなの)。復興まで、何年・どれだけの費用・資材がかかるか分かりませんが。 なんだか深刻な話になってしまいましたが、もっと多くの方に現在の資源供給難の状況を知ってほしいと思い書きました。読んでくださって有難うございます。 << <<中国四川大地震の募金について>> 中国四川大地震の死者が現在、6万人を超え、また命が助かってもがけ崩れなどの二次災害や、放射能漏れなどの三次被害の危険にさらされているかたがたを思うと、胸が詰まる日々思いです。 以前日記にも書きましたが、下記楽天サイトサイトで募金を行っているのを見つけました。10円1口です。1クリックポイントやアンケートポイントでたまったものの一部を、もしよければ差し支えなければ使って下さると嬉しいです。31日までです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月28日 22時10分25秒
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