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音楽はバクハツだ!

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2008年06月22日
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いつも家のポストに美容室やらマッサージ店やら外食店やらのクーポンがたくさん載っているフリーペーパー(というかプチ雑誌)が2週間に1回位のペースで入ります。その中で、いつも気になっていたのが『麺房か○れ家』というラーメン店のクーポン。なんと読者限定で麺類が100円引きになるクーポン!なんでもピリ辛のつけ麺が『隠れた人気メニュー』らしい。1ヶ月に1回は載っていて、いつか行ってみたいなぁと思いつつこれまで機会がなく…

で、先日ついに時間が空いたので行ってみることに。

CDでーたやらかねてから読みたかった雑誌のnathional geographic http://www.nationalgeographic.co.jp/を購入し、クーポン片手に行くことに。

(余談ですがnational~誌はチャールズ皇太子も定期購読しているイギリスの伝統ある科学雑誌です)

着いたのは17時すぎ。路地に入ったところのパチンコやの前にある店です。

店に入るとおばちゃんの店員が一人いるが、挨拶なし。柄の悪い元ヤンキー風の茶髪のカップルがいて、女の人がタバコを吸っている。タバコ臭が嫌なので、席を離れることに。

荷物を置いた辺りでようやくおばちゃんが小声で『…いらっしゃいませ』と挨拶。(耳が悪い人なんだろうか???)

どういうシステムなのかよくわからず、きょろきょろしてみると券売機が。どうやら先に食券を買うらしい。とりあえず食券機の前に行ってみる。

が、私はクーポンを持ってきているよなぁ。クーポンはどう使うのかなぁ?と思い、『すみません』とかなり大きな声で言ってみるが返事なし。(『ああもう面倒くさいなぁ』と思いつつ)

『すみません!クーポン持ってきたんですけどどうやって会計するんですか!?』と大声で聞いてみると、ようやくおばちゃんが『…はい…』と返事をして手前に移動してきた。

再度、『このクーポンを持ってきたんですけど、どうやって会計するんですか?』と聞き返すと、おばちゃんが『…あ…クーポンの分は後で割引しますので…』とかなり遠慮がちに答える。(やっぱり耳が悪いんだろうか、この反応の遅さは)

このヤンキーカップルがクーポンのない一般客だから気にして言っているのかな???と思い、とりあえず自称名物んもつけ麺の食券を定価で購入。

こういう低額のファーストフードで元気のない店員って致命的…しかもラーメンでしょ…ラーメンっていったら体育会系の挨拶と相場が決まってるっしょ…

この店のカウンター席は独特で、厨房の正面には座席がなく横側に座席があり、しかも目の前にレンガが積んでいて、座ると目線よりも上にレンガがある状態で厨房は見えず、かなり圧迫感がある。ラーメン店のカウンター席は客の目線より下に仕切りがあって、客が厨房の中を見れるようになっているのが普通ですが。(それだけ毎日清潔にしなければならないということ)。こう隠れていると中が汚いのではないかと気になる。

本を読んで待っている間もいつ100円を持ってくるか気になって仕方がないが一向にその気配はない。お腹がすいたなぁ~…

しばらくしてつけ麺がくる。

麺をつけて食べてみる。味は…とにかくまずい!!太い麺と、具が、ゆでたキャベツ(ラーメンにゆでたキャベツかい!)と大した工夫もないインスタントっぽい小さいチャーシュー2つにゆで卵が半分に、ピリ辛のたれが別々にあってタレにつけて食べる形式。このタレが食べ続けるごとに胃がもたれそうな濃い味で、しかも中途半端に生ぬるい(冷たいのか熱いのかどっちかにしてくれ)。

チャーシューも、ラーメン店はチャーシューに力を入れるところが多いのに数日冷蔵庫に置いたような出来合いのチャーシュー。

水餃子のようなものもあるが、ところどころひき肉が皮からはみ出て形も幼児が粘土をこねた的な形で余りにもいびつすぎて最初何だかよく分からないくらい…(ということはこれは手作りなのか…中国の皆さんが作るにしては下手すぎるし機械じゃ作れないよな、むしろ…)

半分まで食べて、もう二度とここへは来るまい!と心に決める。いや~何回もクーポンのことを話して、また話すの嫌だしたかが100円でそこまで嫌な思いするのも嫌だからそのまま帰ろうかなぁ。とも思ってみるが、いや、もう二度と来ないからこそ、たかが100円と言えども返金してもらわなければ!!と思い直す。

ヤンキー二人組が帰って客は自分のみとなるが、一向に100円を持ってくる気配はない。会計のときに渡すつもりなんだろうか?

もう胃がむかむかして胃もたれするようなくどい味で気持ち悪いものの、気合で最後まで食べきる。

食べきった後すぐに席を立つ。

厨房の中は、汚いとまでは行かないまでも、ピカピカに磨かれているとは言いがたい感じ。

食べている間全く見えなかったが、白髪のおばあさんが厨房の中にいて、そのおばあさんが『有難うございました~』とちっとも有難くなさそうに挨拶した。

…まぁこの人は私がクーポンを持っていることを知らないからな…クーポンのことを切り出さなくてもしょうがないなぁ…

と思っていると、最初のおばちゃんが中から出てきて一言。

『…有難うございました~』

 …っておい!!ムカッ最初からクーポン持ってきてるって話してるし後から割り引きするって言っておいて、客が黙っていればこれ幸いとばかりに知らないふりして割り引きしないで帰れってか!?(心の声)

(もう何回も言うのいやだなぁと思いつつ)『クーポン持ってきたんですけど、割り引きしてくれないんですか!?』というと、そのおばちゃんが

『…あ…はい……』と、本当は割り引きなんてしたくなかったから黙ってたのに…という感じで嫌々お金のあるところに取りに行って100円を私に渡しました。

私はその100円をひったり、二度と後ろを振り返らずに帰ったのでした。

数1000世帯に配られる雑誌に『100円引き』のクーポンを載せて客引きをしているくせに、実際にそのクーポンを持っていくと、そのクーポンを持ってきていると最初から言っているにも関らず使わせようとしないなんて悪徳以外の何者でもないですよ。

そりゃ原料が高騰しているからどこも大変なのは分かりますけど、出来ないんだったら最初からやらないか別のサービスにすればいいのに。

人は、人からいい事をされたのは覚えていないものの、嫌なことをされるとよく覚えているものですね(教訓)。






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最終更新日  2008年06月23日 23時44分34秒
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