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音楽はバクハツだ!

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2008年07月07日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

昨日、楽天レンタルから頼んでいたDVDが2つ届きました。

1つがスウィニー・トッド。ジョニー・デップ主演・ティム・バートン監督のミュージカル映画です。

もう一つが『不都合な真実』。クリントン大統領時代のアメリカ副大統領であったアル・ゴア氏の講演(スライド・ショー)を映画化したものです。

この『不都合な真実』は、アル・ゴア氏の以前からのライフワークである地球温暖化問題について、多くの科学的なデータを例に挙げ、過去100年間の人間による大量の二酸化炭素放出により、地球温暖化が進行し、危機的な状況にあると説明している映画です。(映画といってもほんの1時間30分程度のものですが)。

何しろ今、洞爺湖サミット中ですから!実にタイムリーな映画という訳です。

この映画を見る前から環境問題には比較的関心を持っていて、日記でも都度書いているようにエコバッグで買い物をしたり、その他お風呂の水を洗濯に再利用したりゴミの分別をしたり…なるべく二酸化炭素を出さないような努力をしてきた“つもり”です。

が、この映画を見て、地球温暖化の危機は非常に切迫していて、このまま二酸化炭素を排出し続けると、やがて水不足・旱魃・食料不足・洪水・台風やハリケーンなどの頻発、局地的な大雨…といった様々な災害となり、やがてそれが紛争の火種となりまたは大量の難民問題、疫病問題などの弊害をもたらす ということを知りました。

ここ数年、異常気象というのが定例化していて、7月と言うのに真夏のような暑さだったり、九州や四国の方では局地的な大雨による洪水や床下浸水など、まさにこの映画でアル・ゴア氏が言っているとおりの現在の気候状況です。

そして、このままいくとアル・ゴア氏が予測している未来もほぼ現実となろうとしているかと思うと、非常に恐ろしくなります。

サミットでも食料問題・原油高騰に加えて環境問題についても話し合われる予定ですが、日本は議長国として地球温暖化問題とその解決方法について、より具体的な目標数値を採決できるようなリーダーシップを取らなければならないと思います、本来は(でも無理でしょう、アメリカやよその国の顔色ばかり伺って自分の意見を述べませんから、日本は)。

あの映画ではアメリカは二酸化炭素の最大の排出国で、近年特に環境問題についての政策も取らず、京都議定書も採決しなかった ことが述べられています。日本での二酸化炭素削減も勿論ですが、アメリカや中国などの二酸化炭素排出超大国に圧力をかけて具体的な数値目標を掲げてもらうなりすることも大切だと思います。(環境問題については日本がもっと強く働きかけるべきだと思うんですが…)

勿論日本も、消費者に意識改革ということも必要ですし、また企業努力・政治努力…と国を挙げての努力が必要だと思います。

石油に依存したエネルギー供給というのが地球温暖化や、ひいては食糧高騰などにも繋がっているのと思います。解決策の一つに、太陽光発電や風力発電などの自然の力を利用した安全な発電方法が挙げられると思うんですが、なぜ日本ではまだそのいずれもメジャーじゃないんでしょうね。フランスやオランダなどのヨーロッパ諸国に行くと、風力発電の巨大な風車などはいたるところに見受けられるのですが。

脱線しますけど、英語のリスニングのトレーニングにもなって非常におススメの映画です。またもう一度見たいと思います。






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最終更新日  2008年07月07日 22時31分29秒
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