アカデミー賞外国語映画賞「ヒトラーの贋札」（2007年 ドイツ語）を観たわ♪(*^^*)
これはかなりの良作！ あんまり期待せずに観たんだけど(^^;; どっこい、心打たれるヒューマンドラマだったわ‥☆
大戦中、ナチが、ドルやポンドの贋札を作り、敵国の経済を壊滅させようとした「ベルンハルト計画」が題材になっており、
その贋札を、ユダヤ人に作らせていたという、実話を基にした、緊張感あふれる衝撃のストーリーよ☆ ↑ こちらのおじさんは、主人公のサリー
贋札作りに関わったユダヤ人は、収容所でも優遇され、ふかふかのベッドにまともな食事、音楽や卓球台のような娯楽も与えられていたんだけれど、
贋札作りが失敗すれば、すぐに処刑、成功しても、証拠隠蔽のため処刑される運命(後で簡単に処刑できるよう、贋札作りをユダヤ人にやらせたの)
でも、自分たちの命だけでなく、贋札作りが成功すれば、ナチが大戦で勝利するかもしれず、そうなれば、ユダヤ人である家族や恋人の命も危なくなる‥！
そして、ナチの贋札作りに加担するという良心の呵責、ズタズタになる人間としてのプライド‥
何が正義で、何が悪か分からなくなるような混乱の時代に、それぞれの思いを持つ贋札作りのチームは、たびたび衝突し、ケンカや諍いも絶えない‥
主人公のサリーは、ナチの贋札作りをする前は、反社会的なチンピラで、偽のパスポート作りや、偽の紙幣も作っていたの☆
そんなサリーが、贋札作りのチームメイトの命を、なんとか守ろうと奮闘する姿は、本当に泥臭いヒーローで、胸を打たれたわ（ ; ; ）
自分たちの命と未来がかかった贋札作りは、苦労の連続‥見ていて、ユダヤ人って本当に忍耐強くて優秀で、手先も器用だなぁと、正直、感心してしまったわ(*＠o@*)
あと、本編で流れる、郷愁をそそる音楽と風景が、とても良かった！ (*^^*)
この映画は、あまり残虐なシーンはなく(時々あるけれど、ナチ映画にしてはソフトなほう)逆に、切なくなるようなシーンが多かったわ‥
↓ サリーと贋札作りのチームがどうなったかは、本編DVDと、原作本を観てね☆
久しぶりに、オススメの良い映画だったわ☆ 全編に張りつめた緊張感で、あっという間の96分よ！
では、ドレスデン旅行記の続きを、ドウゾ～♪(^^)/
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