ヒヨのバレリーナ生活

3回目のバレエ発表会は、6人で踊る小品と、ラ.バヤデールの抜粋から踊り子の群舞、4人で踊る踊り子の役をいただきました(*^^*)






ガムザッティとソロルの結婚式のシーンの抜粋でしたので、主役のガムザッティは教室のA先生、そして娘はついに念願叶い、先生と一緒に舞台上で踊ることができたのでした。






4人の踊り子は、娘と、教室の中で切磋琢磨していた同級生2人と、ひとつ年上の優しいお姉さんとの4人でしたので、練習も楽しく、娘はとても張り切っていました。







前回までの発表会では、通し稽古でも、そんなに遅くならないうちに帰れたのですが、4人の踊り子になってからは、小さい子達が帰ってからも、大きなお姉さんや先生たちと、練習練習で、いつもかなり夜遅くまで頑張っていました。







そして前回、前々回の発表会では、失敗したり、舞台上で泣いてしまったりした娘ですが、さすがに小学6年生になって、やっと、発表会の意味も分かり、お客さんに喜んでもらいたいという意識も芽生え、








教室の中でも、小さい子達からは「お姉さん」に見られているという自覚もあり、娘なりに一生懸命練習をして、本番の発表会では失敗もなく、立派に役をやりとげることができました。



先生と踊れたこと、役を失敗なくやりとげて、舞台を成功させたこと、教室の中でも同級生と結束して練習し、自分の居場所を作りあげたこと…







不器用で、バレエも同級生の中で一番の下手くそだった娘が、毎日コツコツと継続して頑張った成果が、徐々に出始めた頃でもありました。







思えばこの頃が、一番楽しかった時期で、この後中学生になってから、本気でコンクールにチャレンジするようになると、心が折れるような辛いことばかりが、娘を待ち受けることになります。








その辛い時期を乗り越えて頑張れたのも、全て、これらの楽しく充実した毎日、仲間たち、先生が、娘を支えてくれたのではと思います。








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