ヒヨのバレリーナ生活

意地悪なルームメイトに辟易した娘は、ついに引っ越しを決断しました








大家さんに、ルームメイトとうまくやれないので引っ越します、と伝えると、娘とルームメイト両方から、たびたびクレームを受けていた大家さんは察してくれて、







セキュリティーデポジット（敷金）と、その月の家賃の日割り額の返金を約束してくれました







本来なら、家賃の日割り返金は無いと思いますが、入居月に日割りでの家賃支払いに応じてくれていたことと（月末に入居したので）、あと、短期間での引っ越しに、少し同情もしてくれたのかなと思います







さて、最初に日本から来た時の引っ越しは私も一緒でしたが、今度はたった一人で引っ越しです。夜なべして、荷物をまとめ、ゴミをまとめ、掃除をし...







少し寝て、朝になったので、顔を洗おうとバスルームに行くと、またまたルームメイトが内側から鍵をかけて籠城していました







ちなみに、ルームメイトは朝から出かけることはないのですが、娘がいつも同じ時間に出かけること察すると、いつもその頃に、1時間～2時間もバスルームに籠るのです







仕方がないので、引っ越しの朝もバスルームを使うのはあきらめて、荷物を自分の車に運び込んで、何度も往復していると、今度は玄関のドアを内側からかけられてしまいました！







ルームメイトがバスルームに籠城していたので、油断したのか、鍵を持って出なかった娘。ダンダンとドアを叩き、大声で呼んでも、聞こえているはずのルームメイトは知らん顔です







仕方がないので、母屋の大家さんを呼んで開けてもらったのですが、（玄関は２つあって、娘とルームメイトの玄関は母屋とは別です）







鍵を開けて入ってみると、なんと、ルームメイトはまだバスルームに籠っていました。娘が何度も出入りしているのを察知し、わざわざバスルームから出てきて玄関に鍵をかけ、またバスルームへ籠ったのです







最後まで意地悪だったルームメイト、でもこれでおさらば、もう一生会うことはないでしょう







顔も洗えず、歯磨きもできずに部屋を後にましたが、これまでになく気分が晴れ晴れしていた娘なのでした







引っ越し祝いに、新ルームメイト（ロシア人）とお寿司を食べに行きました。海外とは思えないほど本格的なお寿司に、少し疲れも癒されました





しかし、この意地悪なルームメイトとは後日談がありますのでまだ続きます



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