ヒヨのバレリーナ生活

ヒヨのバレエ団の「くるみ割り人形」公演を観に、12月に渡航しました



リハーサルは劇場で、本番さながらの通し稽古が二日間にわたって行われ、私はヒヨの手引きで、劇場の3階席から見学することができました



くるみ割り人形はどのシーンも大好きなのですが、やっぱり、クララがおとぎの国へ行く前に立ち寄る雪の国のシーンは圧巻



美しい雪の女王と王のパドドゥ、その後に出てくる、たくさんの雪たちの群舞は、はらはらと舞い散ったと思えば、風に吹かれてくるくると舞ったり



激しさを増して大きくうねったり、集まったり...3階席で観ていると、その素晴らしい群舞がよく分かり、何回観ても飽きないのでした



本番同様に、上から雪を降らせていて、それはそれは幻想的で美しい舞台にうっとり...ヒヨもひとひらの雪になって、頑張っていました



しかしそんな美しい雪も、バレリーナ達にとっては、延々と続く、地獄のパドブレにウンザリ気味のようで...ヒヨは雪の音楽が今でも嫌いです...



リハーサルで本番と違うのは、常にディレクターの大声がマイクから流れてくること...1幕が終わると、気になったところなど、個別に注意があります



ヒヨは、パーティーシーンの衣装にダメ出しをされていましたが、それは衣装部さんの仕事でもあるので、それだけで済んで少しホッとしていました



すっかり感動して全幕のリハーサルに見入っていた私ですが、やはりヒヨのパートの気になる部分は、後で感想として本人に伝えました



リハーサルが終わって帰宅したのは夜10時。　私が作り置いたカレーライスを食べて、次の日に備えて早めに就寝したのでした




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