ベビーサインのある生活☆おててであのね 　　　　　　　　　　〈千葉船橋のベビーサイン幼児教室＆親学ひろば〉

親の体にベビーサインをしてくる・・・

クラスでしばしば聞こえてくる、こちらのご相談。
ベビーサイン育児を始めたはいいけれど、
・親の手を取ってサインをさせてくる
・自分の手を親の体にあててベビーサインをする

これまでは
「こちらがサインを見せているうちに、
自然に自分の手を使って、自分の体でやるようになりますよ」
「無理やり直したりしなくても大丈夫！」

なんてことをお伝えするのが多かったのですが…

最近やるんですよ。うちの娘が
ゆみこ先生の所もやるならまあいいか〜。
私のやり方間違ってないわ♪
と自信を持っていただけるなら
それはそれとして嬉しいことです！

今回の切り口はそうではなく、
そうやってベビーサインをしてくる子の
目線に気付いちゃったんですよね〜〜

分かりやすいのは【おいしい】ですね。

ちょっと前から見かけ始めたのですが、
自分の食べかけのせんべいを私の口元に持ってきて食べて、と。
こちらが、いいよ〜食べなよ〜とやり過ごそうとしたら、
めげずに「食べて♪」と口に運んできました

そして、私が口をもぐもぐして、【ありがとね】とサインしたら、
私の頬を触って【おいしい】をするんですよ

これは明らかに意識して親の体を触っていますよね
「ほら、お母さん。おいしいでしょ〜〜。
だから食べてって言ったんだよ。」
「私も食べてるから、2人でおいしいおいしいだね。」
色々解釈は成り立つと思うんです。
でもそれを想像するだけで温かい気持ちになりませんか？
しみじみ、うるうるしてしまいますよね

これはまさに、
赤ちゃんが共感して話しかけている状況ですよ
親が共感して…なんて、育児本にはよくでてきます。
でも赤ちゃんにも積極的に親と気持ちを分け合う能力があるんですよ〜〜

早くから共感する能力があるということを考えると、
こんなやり取りの毎日を過ごすことで
心が安定した状態になると思いますし、
この能力がさらに育てば、
周りのお友達の気持ちを考えられる心優しい子になりますよね〜。

ベビーサイナーちゃんに穏やかな子が多いのは、
こういったところも要因としてあるのだろうなあと、
しみじみ実感したのでした。

3・4歳になって「お友達に優しくね！」なんて何度も声をかけるより、
0・1歳から親とのやりとりで自然と身につけた方が、きっと親も楽
やっぱりベビーサイン素晴らしい〜〜。

あ、最後には子育ての大事なところをはっきり意識する、
親学ひろばのようなお話になってしまいました

〈おまけ〉

お兄ちゃんが捕まえて妹に見せていました。
この臨海地区にナナホシテントウ、珍しいなあ〜