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カウンセリングに通うことを選んだ 初めての日、道に迷って遅刻する。 担当の先生は細身で、知り合いに似た女性。 白衣ではなかった。 静かに、たんたんと、自分の位置を確認する作業、50分 高揚もせず。落下もしない。 「新しい人生の始まりですね」 なるほど、私は新しい物語を描きに来たのだ。 使い古しの物語は、ここで語りつくしてしまえばいい。 会計で、財布を覗きながら思う 「確かに、これだけの対価を払う意味がある」 8千円は安くない。 だから、遠慮しないで喋ることが出来る。 何を言っても、言わなくてもいい。 お金が介在することで初めて、 寄りかかりも、寄りかかられもせずに放すことが出来た。 行っても、行かなくてもいい。 でも、もう少し通って、対等な関係の距離感を身につけたい。 出来ると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月01日 01時52分22秒
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