☆★好きなだけスキでいる★☆

ちゃんのバイトしてるお店の上にはそのビルのオーナーが住んでいる。
その人はもうお婆さんなのですが、ちゃんはその人と会うのがすごくイヤだ(>_<)だって、おばあちゃん、私のこと見つけると、「みっけ！！」とばかりに速足(彼女なりの速足で決して速くはない。逃げようと思えば逃げられる。)で近寄ってきて、とにかくちゃんのことをこき使う↓↓

「悪いんだけど、ここにあるゴミを片づけて、このハガキをだして、卵買ってきてくれるかな？？」

バイトが始まる五分前・・・「はい、わかりました(泣)」

バイトに遅刻したくないから、急ぐ、急ぐ！！そして、卵を届けに行くと・・・

「やっぱり腰が調子いいと、いいねぇ！！あたしは腰が悪いから↓レントゲンとったら、(空中に"ｓ"の字を何度もかきながら)こんなにこんなに曲がってたのよぉ↓↓」

バイトが始まるぅ～!!!「そうなんですか(>_<)大変ですね↓」

「だからね、いつもここまで一気に階段を登って来れないんだよぉ」

確かにバイトにきて、暗い階段を登っていたら、急に階段の隅の方でチロっと座っているあなたを見て、跳び上がりそうになったことがあります。

「でもね、あたしは膝は元気なんだよ！！膝が、膝が、膝が、膝が元気だからね、いいんだよぉ！！！膝が元気だからね！！腰はこうだけど、膝が元気だからね！！」

こんなに膝が元気なことを連呼されたことは今までないってくらい、膝が元気だと聞きました・・・。

そこまで言うなら、この膝は相当元気なんだろうなと思いながら、「そうなんですかぁ！！いつもお元気ですもんねっ(^-^)」と言ったら、ニコニコしながら、家に帰っていきました。
なんか、すごく愛しく思えた瞬間でした・・・。今度から元気膝ばあさんに頼み事をされたら、快く引き受けようと決めました。。。