空は空。
地球の何処に居ても太陽は一つしかないし、空も海も繋がっている。
でも、やっぱり違うんですよねぇ~。。。
写真の空は、スペイン、アンダルシア地方の地中海に面した町、
マラガの朝焼け。
撮ったのは私。
私、先月スペインへ行って来ました。
スペインの国土は日本の約1.3倍。
世界遺産の登録数は、世界代2位で、
日本の登録数の3倍程もあるそうです。
その理由は、様々の民族が行き交い、
700年に渡って国土の争奪戦を繰り広げたことから、
イスラムとキリスト教などの文化・様式が混在した建築物が沢山作られた事。
また、15世紀にはヨーロッパのほぼ全土をスペインが支配し、
「太陽の沈まることの無い大帝国」となったほどの財力で、
沢山の王宮や大聖堂などを作り上げたこと等から来るようです。
そんな見所が最も多く点在しているのが、
スペインの左側、ポルトガルと国境を接するアンダルシア地方。
この旅では、そちらをメインに廻って来ました。
そして、1500枚に及ぶ写真を撮って来たので、
今回の旅行記は旅の詳細は省き、
その写真をメインにご紹介さてせ戴こうと思います。
とは言っても載せるのも程ほどにさせて戴きます。
写真を余りに沢山撮りすぎたので、
自分でも収集が付かなくなってるので(^^;
コルドバのアルカサル
アルカサルとは王城のこと。
中世には100万人が住む、イスラム世界の中心地として栄えた大都市。
今はその面影を古い建物に残す、静かな地方都市となっています。
空の色、やっぱり違うと思いませんか?
ローマ橋
元はローマ時代に築かれた橋。
戦争の度に破壊と修復を繰り返しながらも、2000年の間この場所に有り続ける古い橋。
川から来る風が気持ち良く、思わず時間を忘れて眺めてしまう。
そんな光景がここには有りました。。。
コルドバのメスキータ
コルドバのシンボルと言われる780年に建てられた巨大な大聖堂。
光が飛んでいるのはスペインの陽射しが強すぎて、
なかなかカメラの調整が上手く出来なかったからです。
この光の強さにカメラの露出やISO感度合わせる事に慣れるまで、かなり掛かりました(^^;
パソコンで光を調整することも出来るのですが、
そのまま、というのもリアルで良いでしょう?(^^)
メスキータの円柱の森
赤と白の石で組上げられたアーチと、
微かに差し込む光が幻想的とも言える空間を作だし、
訪れた人の心を一瞬で捉えます。
スペインを称して「光と影の国」とも言いますが、正にその言葉を実感。
差し込む日差しの強さで、影がより濃く感じられるのでした。。。
かなり初期の時代に建てられたと思われる柱装飾。
何百年もの間、この建物を支えてきた柱に、ちょっと感動。。。
こちらはカテドラルの部分。
「円柱の森」と、明らかに様式が異なるのが解ります。
イタリアで見た教会や大聖堂のイメージはこちらでした。
カテドラルにはパイプオルガンもあります。
メスキータ内部は、まるで建物の中に建物がある様な感じ?
それだけ大きいともいえます。
メスキータはスペイン語で「モスク」、つまりイスラム教寺院の事を言いますが、
世界的な固有名称として、このコルドバの大聖堂の事を指すそうです。
カトリック教会の司教座聖堂「コルドバの聖マリア大聖堂」が正しい名称だそうです。
そして、この建物は、
幾度かの改修・増築を重ねてキリスト教とイスラム教の様式が混じった、
世界で唯一無二の建築物です。
1984年、世界遺産に指定され、
その後、このメスキータを含む地区全体も
「コルドバ歴史地区」として世界遺産に登録されています。
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