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2010年07月21日
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カテゴリ:映画・DVD鑑賞

 

毎日、暑い日が続きますね。

私は、一番暑い午後の時間に買い物に出たり(スーパーは涼しい♪)、

本屋に行ったりして、何とか暑さから逃れようとしています^^;

普段は午前中の回に行くことが多い映画も、

昨日は午後一番の回に行って来ました。

観たのはジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ」。

 

 

床下に住む小さな人のお話。

原作は外国の物語だそうですね。

小人が主役ですが、お話としてはとても現実的でシビア・・・

という印象を受けました。
(封切られたばかりですから、内容については余り触れないでおきます。)

 

ジブリ作品の楽しみの一つは背景の美しさですよね。

このアリエッティも例に漏れず、

アリエッティが住む家やその庭がとても美しい♪

ああ、こんな家に住んでみたいなぁ~

と、映画を観ながら思ってしまう、そんな郷愁誘う家が描かれていました。

登場人物は余り多くないのですが、

無口で強いお父さんに、お喋りで慌て者?風のお母さん。

堂々とした風格の猫など、

少ないながらも個性的な人物(動物)ばかり。

 主役のアリエッティは大人と子供の狭間と言った感じ。

子供らしさと、強くあろうとする意思の両方が混在した、

ジブリが好んで描く、優しくて強い女の子です。

2時間近い時間も、アッと言う間でした。

そして、これはもジブリらしさとでも言うのか、

内容は決して御伽噺だではありません。

後半の一部に、ある登場人物の行為の残虐さに、

私は思わず顔を歪めてしまったのですが、、、、

何故か、私の後方のお喋りオバサマの集団からは笑いが出ていました。。。

感じかた、観かたも人それぞれなのですよねぇ。

その場面を楽しいと思うか嫌だと思うか、

どちらか両極に分かれる事を想定しての作りなのかしら???

何て事を考えてしまいました。。。

期待を裏切らない、良質の映画でした(^^)

 

そうそう、↑のオバサマ達ね、

予告が始まってからず~と喋ってるんですよ。

 まあ、それほどの大音量ではなかったのでかろうじて我慢は出来たのですけど、

 耳障りだったことは間違い無いんですよね。

 過去にも何回かこういう事が有って、

何度か話を止めてくださいと行った事があります。

ある時、まるで自宅のリビングで観ているかの様に、

場面毎にいちいち大きな声で会話をするオバサマの集団がいたので、

「静かにして下さい。」と言ったら

「えっ!?私達の事?」

と言われました。。。

他に誰が居るんだっつーの!!!

と、突っ込み入れたくなった私でした(^^;)

映画上映中のお喋り、

本当に控えて戴きたいわ~。

しかも、何故かご年配のオバサマ集団に多いんですよねぇ。 

 何故でしょう?????

 

と、ここで今回は終わらず、

もう一つ、ここ一ヶ月の間に観た映画について。

ジブリとは間反対のR-15+指定を受けてしまった「告白」。

 

 

内容的にはエッチな場面も無いのに、

何故R15?と思ったら、その内容のショッキングさからなのですね。

自分の担当クラスの生徒に、一人娘を殺された中学校教師の復讐劇。

と言ったら血みどろの復讐劇を想像しそうですが、

血が流れる場面は殆どありません。

目を背けたくなるような場面も殆どありません。

ただ、観ていて背筋が寒くなってきます(^^;

興味のある方は、

3Dではありませんが、映画館で観られることをお勧めします。

映像の美しさは秀逸です。

光の使い方、アングル、影の暗さ。。。

内容に集中しつつも、思わず見惚れてしまうシーンが幾つもありました。

そして何より、

これは集中して観るべきでしょう!!

私、気づくと息を止め、膝の上のバックを握りしめていました(^^;

映画を評して、「良かった」と言う表現を使うことが多いですが、

この映画には「良い」という言葉はとても不釣合いに感じます。

映画としてはとても良い出来なのですが、

そんな「良い出来」なんて言葉では軽く感じられてしまう、

どう表現して良いのか解らない、これまでに無い印象の映画でした。

これまでも、私には理解出来なかったとか、

好みじゃなくてつまらなかったとか、

そんな映画も一杯あるんですけど、、、

この映画にふさわしい言葉を私は見つけられませんでした。

 

そして、もう一度観ても、

きっと気づくと息を呑んで観ちゃうんだろうなぁ~

 

 

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最終更新日  2010年07月22日 16時01分18秒
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