|
カテゴリ:学習会など
私の長女はもうすぐ4歳。3年保育の幼稚園に通わせるならば、4月には入園して年少さんの年齢です。
シュタイナー園は通える範囲には無く、さりとて引っ越しをしてまで、という気持ちになることもなくここまで来ました。こじんまりとした2年保育の区立幼稚園(お弁当持参、園バス無し)がわりと近くに有り、なんとなくそこに通わせるかなぁ、という思いも有りました。 来年の彼女の生活をどうするか、ということはまだまだ私の中で固まっていないのですが 今年は、松戸にあるまどか園の未就園クラスと幼児クラスの二つに月一回ずつ通うことと、荒川区で行われている自主保育おむすびに入れてもらうことの二本立てで過ごして行こうと思います。 松戸にあるまどか園の園舍は普通のアパート(コーポというような感じ)のひと家部分を利用した小さな物。しかし園内は、壁は綺麗に塗られ、カーテンはもちろんピンク、蛍光灯にはガーゼの布で優しく覆われ、手づくりの椅子、磨きあげられたおもちゃたちが並びます。 参加したのは約10組の親子。1歳半位から、4歳近い子までの幅広い年齢層。我が長女は一番年上になります。 ドアを開けると、ピンクのエプロンを着けたY先生が優しく出迎えてくれます。 まどか園の園舍に入るのはこれで、4回目ですが長女はまだ慣れない様子。 ずっと私について離れません。 今回は、未就園クラスに参加するにあたっての注意など具体的な説明を行うとのこと。 まずは、各参加者の自己紹介。 食への関心からシュタイナー教育を知った、という方が多かったのが意外でした。 私自身、長女が3歳を過ぎた頃から育児に行き詰まりを感じていたのですが、 3歳児を連れた母親が皆同じような思いを告白するのに、一種の安心を感じました。 母親が少し慣れてくると、子ども達も徐々に園内で思い思いに遊び始めます。 しかし、長女は終始私の側を離れずうだうだしています。 母親からの質問、疑問に先生が優しく答えて下さり、座はひとつの落ち着いた輪になったよう。私自身は、他の人が何か質問すると、機械的に「シュタイナー的な対応方法」が頭に浮かぶようにはなっていました。しかし、それがいざ自分のこととなると、思い通りに行かないことの方が多い現実。 私は3歳と0歳の姉妹の諍いと言うか、長女が次女手をあげることについてお聞きしました。 まずは、諍いになりそうな時は、できるだけ気配を察して離すこと。 そして、もう、いいこと悪いことが判る年なので、大人は毅然とした態度で 接する。否定的ではなく肯定的な働きかけをする。 判ってはいても、忘れがちなことを思い出させて頂きました。 話しながら途中涙ぐむ方もいて、やはり皆理想の子育てへの思いは変わらないのだな、と思いました。悩みが多くても、せめてこのような場が多く有れば、一人で悩まずに済むのに。 会も終盤になってから、ようやくおもちゃを取りに行き始めた長女。と、思ったらすぐに、毛糸編みのウマさんを他の3歳のお友達と取り合いの喧嘩になっています。 おもちゃの取り合いなどは、子ども達に任せることも多いのですが、年の差があったりする場合は、先生が年上の子に熱心にお願いして、譲ってもらうことも有るそう。 もっと色々お聞きしたい、と誰もが思っていても、子ども達がお腹をすかし始めて、おやつの時間になることに。助手で卒園児の母でもあるWさん手づくりのケーキを親子で頂きます。 帰りがけに、以前ちいさなたねにも参加して下さった助手のWさんが、私が先生に相談したことについて自分の体験をふまえて話して下さいました。先輩ママの経験談はとてもありがたいです。 話し込んだことと、長女が靴下を履き忘れたりしたため、一番最後に園を後にした私たち。次回の参加も楽しみです。願わくば、長女も楽しめますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月16日 01時13分15秒
コメント(0) | コメントを書く
[学習会など] カテゴリの最新記事
|