夜、爪を切ると親の死に目に逢えない
上の娘がここ何年か、昼に、爪を切るようになりました。
母が死んだ時、
『今日から明日にかけてが』と言われ
夜遅く病院に行き、
ずっと付き添っていたのですが
看護師さんの『朝までは大丈夫でしょう』って言葉を聞き、日付が変わってしばらくした頃
兄はそのまま付き添い
姉と帰宅、
父を実家に送り、帰宅して1時間もしない頃
兄から電話が来て、『おっかぁ、逝って待ったわ』
ということで、兄は看取れましたが
私は、母の死に目には逢えませんでした。
昨年、父が死んだ時も
病院に着いたときには心臓は、止まってました!
父も死に目にには会えませんでした。
実際、最初に心臓が止まったあとは、
意識はなく、
呼吸器等で生きていてくれた感じなので
兄が、父の心臓が止まって、心臓マッサージをしたのだから
父の意識がある最後をって感じでした。
母の時から
兄が『俺は夜爪切らんようにしてるからな』
って言っていたからなのでしょうか
娘は、夜に爪を切らなくなりました。