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カテゴリ:シングルハウスの日常
リサイクル屋さんの仕事が、大忙しで、
ちょっと途方に暮れてます。 今回は、トイレのドアは開けられたけど、 玄関の靴が出せなかった・・・ ま、ようするに、 玄関から家に入れるのが面倒だったのだけど。 とある独身男性の部屋の、 片づけに行ってます。 男性自身は、すでにその部屋に住むことができなくなっていて、 ご両親のところにいるのだけど、 元の家は、 すべてが物で埋め尽くされています。 キッチンだろうが、玄関だろうが、 関係なく、 物が天井まで埋め尽くす。 よく床が抜けなかったと感心したって。 荷物のほとんどは、 買っただけでタグすら、 箱すら開けられていない、新品のもの。 買って、どんどん積み重ねていく。 同じ種類のものを、一度にいくつも買った形跡があります。 色違いでそろえるのは、 まだ、なんとなく、解る。 不思議なのは、 サイズすら、バラバラなのです。 この商品の、この色の、MとLとXLが、 すべて「○枚ずつ」ある。 そんな感じ。 別の色も、おんなじ。 テレビなどの家電も、大量に、箱に入ったままで。 ***************************** 年老いたご両親が、 息子の部屋を見に行ってびっくりして、 片づけをお願いしてきました。 息子は、 そこに住めなくなっているんだから、 状況は解っていると思うけど、 それでも、片づけの最中に、 「これとこれは、まだ着る」(まだって着てないよね?) など、抵抗してるそうです。 今、我が家には、 洋服だけで引っ越し用段ボールで6箱分あります。 これは、 そのアパートの、1部屋の、3分の1くらいを、 片づけた中で出てきたものに過ぎないそうです。 もちろん、ゴミとして回収されたものも、 トラックで2台分くらいありました。 1部屋の3分の1.の荷物です。 お片付けって、人生が垣間見える・・・・・ ************************ お父さんが言ったそうです。 「息子は小さい頃から収集癖があって、 よその子より熱中してるとは思ってたけど、 まさか、こんな風になるとは思わなかった」 小さい頃なら、まだどうにかできた子が、 大人になって、 手が付けられなくなって、 逆切れされたりして、強くも言えない。 親ってさ~。 先に死ぬじゃん。(先に死にたいじゃん) 親も困るけど、本人もきっと困ってて、 ついでに周りも、困るんだよね。 こういうケースは、 最終的に社会が面倒見ることになるのかな~とか。 確かに、 子どもは社会で育てるべきだと、思うけど。 買い物依存「症」って言葉が、浮かびます。 仮にそう診断されたからって、 解決はされない。 もっと早くに対処できてたら、 息子さん自身も、 違うことにお金使って、 もっと違う人生も、あったかもしれないなぁ、とか。 いえ、 「今も十分幸せです」って 言い返されるかもしれないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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