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軽井沢に住む叔母が亡くなったので、お通夜に行ってきた。
昨年、胃がんを患い、体調が優れない毎日を送っていたところ、 自宅で脳梗塞になり、そのまま帰らぬ人となった。 私の母より4つ程若く、母はショックだったようだ。 しかしこの叔母、生前は母には冷たく意地悪な人だった。 年に一回ぐらいしか会わなかったが、何かに付けて母を仲間はずれにし、 あまり声もかけてくれなかった。 娘の私達にも(私と妹)、そこそこ冷たかった。 亡くなった人を、悪く言うのは良くないけれど。 そんな叔母も、5人の孫達にとってはいいおばあちゃんだったに違いない。 まだ小学生の孫が4人もいて、みんな泣いていた。 お棺に、好きだった小説を添えながら、孫達は号泣していた。 「おばあちゃん、ありがとう!」と。 子供に泣かれると、こちらも泣ける。 横にいた母が「私の時は何を入れてくれる?」と聞いてきた。 食べる事が大好きな母だから「おいしいもの」と答えておいた。 母は苦笑い。 こうやって、少しずつ少しずつ、お別れする人が増えてきた。 残された人は、死ぬまで頑張って生きるんだ。 高坂SAのイルミネーション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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