地図のお話

私はひどい腰痛持ちです。
椅子に１時間も腰掛けていると、
腰骨と骨盤のつなぎ目あたりが
キリキリと痛んできます。

とくに、今年に入ってから長時間机に向かっていることが多く、
つらい日々を過ごしています。
小まめにストレッチ休憩をとるくらいしか、
自分でできるケアはありません。

座っているのよりなお悪いのが、
何もせずに立っていることです。
東京から小田原まで、普通列車で１時間半ほどかかるのですが、
座れないときは、
真ん中の藤沢あたりまでくると、もういけません。
ドアに寄りかかれればまだいいのですが、
直立不動のままだと冷や汗が出てきます。

そして、腰痛をお持ちのたいがいの人がそうだと思うのですが、
この痛みは、けっして、寝れば取れるわけではないのです。
横向きに寝ればよく、仰向けでは腰の緊張が取れない、
ということはわかっているのです。
でも、寝ている間は、自分の意思では
どうしようもできないのです。
朝、目覚めると、
寝る前よりも痛みが激しくなっていて、
暗い気持ちになることがたびたびです。
マットを変えたり、座布団を当てたりと、
いろいろな工夫を重ねてきましたが、
いまだに、これだと思える方法は発見できていません。

そんなわけで、
四六時中腰痛と戦っている私ですが、
不思議と、山を歩いているときは
腰の痛みを感じないのです。
ザックを背負って前かがみになる姿勢がいいのか、
あるいは、歩行という、骨盤を動かす行為がいいのでしょうか。

さて、来週の水曜日は久しぶりに地図読み講習会です。
週間天気予報とにらめっこの毎日ですが、
気圧の谷はどうやら火曜日に通過してくれそうで、
ほっとしています。
気持ちもそうですが、体がうずうずして仕方がない、
といったところです。