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カテゴリ:よもやま話
ドラマ「氷壁」、もうワヤですね。
美那子が証言台で「奥寺さんを愛してます」と発言したとき、 「ああ井上先生すみません、後世がこんな風にしてしまって」と、 思わずテレビの前で声を出してしまいました。 第2回はよかったのになあ。 あと1回、山のシーンもあるみたいだし、 がんばって、見ることにしましょうか。 話は変わりますが、 先日、「二人のアキラ、美枝子の山」の読者の方から 教えていただいたのですが、 大町山岳博物館で保管されている松濤明さんの手帳が、 現在は展示中止になっているそうです。 私が取材した3年前の時点ですでに、 鉛筆書きの字が薄くなってきている、 と館員の方が話しておられました。 いよいよ、何らかの措置が必要になってきたようです。 北鎌尾根での松濤さんの遭難が昭和24年。 前穂東壁のザイル切断事故が昭和30年。 そして、この2つの遭難をモチーフに、 井上靖さんが「氷壁」を書いたのが昭和31年。 60年近くが経った今も、それぞれについて、何かを感じる人がいる。 それだけで、すごいことだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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