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2006年02月22日
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カテゴリ:海外の旅
カナダ旅行記・その6 バックナンバーはフリーページへ
             →カナダ旅行記・その1

シアトルでカーステンに別れを告げ、私たち3人はバンクーバーに向かいました。これら約1週間、私とジェシカはミシェルの家にお世話になることとなります。

シアトルを離れたのは夜の7時過ぎくらいでした。11月なのでもう真っ暗です。ただ、渋滞の時間は避けられたので車はスイスイ進みました。ジェシカは助手席が大好きなので、私はバックシートに座りました。ちょっと眠かったけど、今度は緊張のカナダ再入国です。2日前にカナダ入りしたばかりなのに、再びアメリカに戻り、今度はまたカナダ。こんなに短期間に出入りして大丈夫なんだろうかと、帰りもやっぱり不安になりました。

そして国境到着。ジェシカも私もパスポートを握り締めて待機。車が入国管理官に停められ、ミシェルが
「この2人は日本とイギリスからの私の友人で、アメリカで出会ってバンクーバーにつれて帰るところだ」
と説明しました。すると入管のおじさん、
「ああ、そうなの、行ってもいいよ」

って、おい!これでいいのか、カナダの入国管理局。パスポートも見ずにすんなり通してくれて。私たちがテロリストだったらどうするんだ?(←どう見てもテロリストには見えない…)。本当に、行きも帰りも簡単でした。

過去に、イギリスからアイルランドに入国したときも、クリスマスの翌日で入管のおじさんたちは上機嫌で何もチェックせずに通してくれたし、去年メキシコからアメリカに入ったときもパスポートを見せただけでした。日本人であることって、ある意味すごいかもしれないって思ったりもします。だって、日本人ってだけで簡単に外国に出入りできるのですから。ちょっとした驚きでした。

無事に国境を越えると、私たちはハイパーモード。話も弾みますが、私は疲れて眠ってしまいました。

バンクーバーに着いて、もう早く休みたかったのですが、ミシェルが自分の彼氏に私たちを紹介したいと、彼氏が飲んでいたカフェバーのようなところに連れて行きました。彼氏は翌日にミネアポリスに出張なので、会うチャンスがこの日しかなかったようです。

白人なのに白人男性に魅力を感じないミシェルのその彼は、肌が浅黒くて背の高いフィリピン系でした。腕にはものすごいタトゥーが。強面なのですが、笑うとすごくかわいくて、おまけにとてもいい人でした。自分の飲んでいたサングリアを追加注文してくれて乾杯。いつもは初対面の人とは警戒してあまり口をきかない私も、お酒が入って饒舌になっていました。そんな様子を見て、ミシェルもうれしそうでした。

そしてミシェルのマンションに到着。ご両親はもう休んでいました。私に彼女の部屋を提供してくれて、ミシェルとジェシカは居間に寝ました。2人は夜中の2時まで募る話をしていたそうです。そして翌日から本物のカナダ滞在が始まるのでした。

つづく…





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最終更新日  2006年02月22日 22時20分32秒
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