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2006年03月17日
テーマ：大分＆熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ：大分県散策
豊後高田市にある国宝・富貴寺大堂は、平安後期、浄土思想阿弥陀信仰全盛期の建立とされています。明治40年に特別保護建造物に指定され、昭和27年に国宝とされました。中学生の頃の社会見学で一度訪れたことがあるものの、ほとんど記憶になく、もう一度行きたいと思っていた場所でした。
富貴寺は静かな山里にあります。美しい梅の花が迎えてくれました。  お寺に向かう途中の石畳と土壁、梅の花々。  参道の上り口にある門では、二体の石像の仁王像が迎えてくれます。  そしてこちらが国宝の大堂です。  大堂は九州で最古の木造建築です。内部は撮影できませんが、本尊である阿弥陀如来坐像と阿弥陀三尊像が安置されています。藤原時代末期の作で、県指定文化財になっています。また、内部には当時の浄土を表した壁画が残っています。変色、風化して見えにくくなっているのですが、なんと、三千もの仏様が描かれているそうです。大堂は悪天候の日はこの壁が保存のために公開を停止するそうです。晴れた日にお越しください。 富貴寺は大堂の周りも興味深い物がたくさんありました。数々の石像の仏像や石塔が点在しています。ここだけではなく、国東半島はどこにでも点在しているのです。 奪衣婆座像。  五輪の塔と隣接の神社。   帰りに大堂の下の本堂でお参りをしました。大堂のにぎやかさと違い、本堂は通り過ぎていく人が多かったです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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