|
テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:大分県散策
熊野磨崖仏の入り口のところにお寺があります。それは胎蔵寺(六郷山寺今熊野山胎蔵寺)というお寺で、熊野権現を鎮守としています。このお寺が創建された当時、平安期に朝廷が熊野詣でをさかんに行っていたことに影響されたと云われています。
お寺の前では、2体の仁王像が出迎えてくれます。 ちょっとした石段を昇ると、胎蔵寺の境内です。お寺の本堂は時間が下がっていたのでもう閉まっていましたが、目の前になにやら光る物が。金ピカの七福神像でした。 う~ん、こんなキンキラキンに光っている仏像があるだなんて、なんだかお寺に似つかわしくないな~なんて思いながら、別の龍の金ピカのの石像をよく見ると、何かが貼られているのです。 光るお札のようでした。シール状になっているのでしょう。何か願い事をしながら石像や七福神に貼り付けるのでしょうか。これを書く前にネットで調べてみたけど、結局わかりませんでした。誰か知っている方がいたら、教えてください。やっぱり大黒様は人気があるのか、全身がお札だらけでした。学問の神様弁財天にはまだたくさんスペースがありました。 お寺の片隅に行くと、こんな石像が。お地蔵さんに見えるのですが…。 この胎蔵寺には、県の有形文化財に指定されている胎蔵寺懸仏という、青銅製の円盤に弥陀三尊を陽鋳した作品があります。時間が遅かったので、残念ながら見ることができませんでした。 国東半島にはまだまだ貴重な文化財のあるお寺がたくさんあります。今朝の新聞によると、それらの価値のある文化財の一部が盗難にあっているそうです。山村地域は高齢化が進み、管理もままならない状態だそうです。文化財の管理も大変ですが、壊したり盗んだりしてご利益があるはずないですよね。すばらしい歴史や遺跡を後世に遺せるようにしたいものです。 アルバムにまとめてみました→豊後高田の旅 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大分県散策] カテゴリの最新記事
|