ハナちゃんといっしょ

昨日の夜は大雨でした。カミナリはなる、風は吹くの春の大嵐。週末は満開だった桜も、もう散り始めているにちがいありません。

日曜日、岡城でお花見をしましたが、フラウケと別れたあとにもう一箇所だけ桜を見に行きました。それは竹田の駅前にある大正公園です。私が子どもの頃、伯母の家が駅裏にあり、私はよく泊まりに行っていました。春休みは一つ下の従妹とよくこの公園に遊びに来ていました。ここの桜は遠めに見ても本当に見事だったのですが、最近は木が減ったような気がします。

駐車場に向かう途中、大正公園の桜の一つに夕日が照っていて、きれいだったからちょっと桜を見て帰ることにしました。ここに来たのは高校時代以来です。

坂の途中の桜。


大正公園の上り口には、「包丁塚入り口」と書かれています。どうやら包丁の供養等か何かがあるのだと思いますが、夕方に一人で行くのは嫌だったので見ていません。それでなくても、ここは幽霊が出るっていう噂をよく聞きます。公園内にお墓もあるし、愛染堂（お寺）に抜ける道もあります。

坂を登っていると、まだ小さな桜の木があり、花をつけていました。


ちょっと早足でお墓の前を通り過ぎて上のほうへ行きました。確かに木が少なくなっていて、代わりに若い木が植えられていました。昔はもっと木が繁っているというイメージがあったのですが…。それでも、美しいピンクの花を咲かせていました。

この色の桜が多かったです。


ちょうど夕日が沈む時間でした。


公園からの景色。


お天気もよかったし、暖かかったけど、大正公園の花見客は私一人でした。お化けに遭遇しないかしら…なんて考えながらも、ちょっと贅沢な気分でした。