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カテゴリ:海外の旅
カナダ旅行記・その10(→今までのお話)
2003年11月6日。この日はジェシカと2人で、ブリティッシュ・コロンビア州の州都であるビクトリアに1泊旅行することになりました。ビクトリアはバンクーバーからフェリーで約3時間のバンクーバー島の南部に位置します。さかのぼって10年前にも、友人とビクトリアに1泊旅行しましたが、温暖できれいな町で気に入った場所でした。 ブリティッシュ・コロンビア州の州議事堂があります。 バンクーバーのダウンタウンからLandner Exchange行きのバスに乗り、そこからフェリーターミナルのあるTswassen行きのバスに乗り換えました。Landner Exchangeで私はトイレに行きたくなりましたが、そこにあるのはバス乗り場だけで公衆トイレがありません。ちょっと離れた場所にマクドナルドがあり、バスの出発まで十分に時間があったので走って用を足しに行きました。 バスの中では、カナダを3ヶ月間旅行中のイギリス人女性と話したり、フェリーの待合室でも猫を連れた女性と話したりしていました。猫を連れた中年の女性には、私が日本から持参した自分の猫の写真を見せてお互いの猫自慢をし合いました。北米旅行の楽しいところは、隣り合わせた人と気軽に楽しく話せるところです。周りの人を見ていても、初めて会ったのに昔からの友だちのように笑いあって話している人をたくさん見ました。もちろん注意も必要ですが、日本じゃなかなかそうはいきません。 フェリーは早く着いたような気がしたのですが、ビクトリアのダウンタウンに向かうバスの中でフェリーが遅れたことがわかりました。隣に座っていた女性が携帯電話で誰かにそのことを話していたからです。 ダウンタウンに着いて、まずはホテル探し…と思ったら、ジェシカが本屋に行きたいというので立ち寄りました。なんだか長くなりそうだったので、その間にビクトリアに住む私の友人に電話をすることにしました。ビクトリアに来たもう一つの目的は、私の友人のアスカさんがいたのです。私と彼女はその前の年にニュージーランドのウェリントンのユースホステルで知り合いました。アスカさんはオーストラリアのワーキング・ホリデ中にNZを旅行中、私は友人(セーラ)の結婚式のためにNZを再訪しているときでした。一晩しかいっしょに過ごさなかったけど、意気投合して連絡を取り合っていたのです。 携帯電話の普及で公衆電話がなかなか見つからず、ようやくショッピングセンターで見つけて電話をしました。そしてその30分後にアスカさんが来てくれました。私たちはアスカさんが掃除のバイトをしているYMCAに泊まるつもりでしたが、そこよりも値段のお得なホテルに連れて行ってくれました。チェリーバンクホテルという古いホテルでしたが、きれいですごくかわいいし、ほんのりサクランボの香りがしました。朝食つきで1人35ドルは安い! ビクトリアといえば、毎晩州議事堂がライトアップされます。これは見ておかなければと、3人で向かいます。10年ぶりに見ましたが、やっぱりきれいでした。 上の昼間の姿と比べてみてください。 夕食を取り、お土産等のショッピングをしてからその日は早々とベッドに入りました。寝る前にテレビでコメディーショーを見たけど、私にはアメリカン・ジョークのおもしろさがわかりません。ジェシカは大笑いしていたけど、私はそれの何がおもしろいの?と沈黙。日本のお笑いのほうがおもしろいと思いながら眠りについたのでした。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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