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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:大分・豊後大野市散策
お天気のよい日曜日の午後、思い立って一人ドライブに出かけました(いつものことやろ?)。目的地は豊後大野市朝地町にある神角寺です。ここはシャクナゲが有名なお寺で、毎年4月中旬から下旬にかけてが見ごろになります。実は、ここへ行くのは初めてでした。神角寺は標高730メートルの場所に建つ真言宗のお寺です。この辺りの有名なお寺は真言宗が多いような気がします。
さて、カーブの多い坂道の狭い道路をひたすら運転し、神角寺へ到着。入り口の門は新しく立派でした。ここでは国指定重要文化財の仁王像が迎えてくれます。 厳重に保護されていたので、写真がうまく撮れませんでした。 この仁王像は鎌倉時代の木彫りで、あの奈良の東大寺南大門の金剛力士像を作った運慶の作風をもっとも正しく伝えた、九州ではただ一つしかない傑作だそうです。 そして本堂へ。 神角寺の本堂は、平安期・鎌倉期の両様式の混在する建築物で、昭和25年に国の重要文化財に指定されました。今年の1月2日に神角寺で火災が起こり、大師堂が焼けてしまいましたが、本堂は難を逃れました。本堂に安置されていた県重要文化財の仏像などは無事でした。 さて、お寺も好きなのですが、私が本日見に来たのはシャクナゲです。しかし、花なんてありません。あった~とやっと見つけたものの、1本の木にしか咲いていませんでした。寒い日が多かったせいもあり、標高も高いのでちょっと早かったみたいでした。これだったら、まだ自宅かうちの近所のシャクナゲのほうがきれいに咲いています。でも、蕾も膨らんでいたことだし、たぶんもうすぐたくさんのシャクナゲが咲き乱れることだと思います。 この花が満開になるのを見たい! シャクナゲは見損ねたものの、駐車場の付近ではツツジが満開でした。 神角寺のもう一つの見所は「国見の鼻」と呼ばれる展望台です。ここからは久住連山、祖母連山、阿蘇連山、豊後大野市、竹田市を見渡すとこができます。 豊後大野市の風景。 帰りの運転中に『シャクナゲの見ごろは4月20~30日』と書かれた看板を発見しました。なぜ、息に気がつかなかったのかなぁ~。と、自分の注意力散漫さに反省しつつ帰途に着きました。お天気がよかっただけ、よしとしましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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