ハナちゃんといっしょ

４月からは水曜がいちばん忙しい日になりました。なのにこんな時間になぜ更新？レッスンが生徒さんの都合でキャンセルになったので８時過ぎまでゆっくりできます。最近眠くて、眠くて、12時前には必ず寝るし、今日も午後からの仕事の前に30分お昼寝。優雅やなぁ～。

今日は右の手首が痛いです。昨日の空手の稽古でフックの稽古を真剣にしたせいもあるのだけど、私は寝相がとてもよく、いったんベッドに入ったら動かずに死んだように眠ります。どうも右手首がずっと体の下にあったようです。バカですね。

それはいいとして、私の空手の目標は空手友のフラウケをボコボコにすることでした。寒がりの彼女は冬場はサボりがち、私は寒さに強いので冬場の稽古もしっかり出ました。フラウケはテコンドー経験者で体も柔らかく、ものすごいキックの技を持っています。彼女のスイッチキックは本当に華麗で、見とれてしまうくらいです。でも、そんな彼女に絶対負けたくないから、私にできるのは稽古にきちんと出て、その日注意されたことをやり遂げることです。

そんなフラウケをボコボコまではいかないけど、先週の火曜日はやっつけました！まず１ラウンド目。フラウケはテコンドーの構えの癖が抜けません。だから背中のガードがゆるいんです。彼女の気をジャブで引きながら、彼女の左肩上部にきれいにハイキックが入りました。ちなみに私たちの身長差は18センチです。そこまで足が上がったのかと、ちょっと自分でも感動…。フラウケは痛そうでした。

２ラウンド目。１ラウンド目でちょっと疲れていたためか、私は攻撃よりも受けに徹していたのですが、彼女の隙をついてミドルキックが彼女の右わき腹に入りました。
「い、痛い！」（←流暢な日本語で）
とうずくまるフラウケ。まだ１分経っていなかったのですが、これ以上できないと中止になりました。

そして昨日。ペアを組んで受けの稽古をしていたのですが、フラウケは左肩に時々すごく痛いと訴えます。先週私のハイキックが入って以来、どうも傷めてしまっているようでした。ってことで彼女は見学。私は先生と稽古、組手をしました。さすがに先生には歯がたちません。強すぎ。フラウケはたぶん今日は病院へ行きました。ちょっと、運動オンチの私が軽く病院送りにしっちゃったよ～！

確かにフラウケのキックはすごいのですが、それを使えなかったらどうしようもありません。私だってあの長い足から飛び出る蹴りをまともにくらったら病院送りです。そこで私は身長の低さを利用して、彼女の内に入ることでキックが出せないようにしようと考えました。膝蹴りくらったらどうしようもないけど。幸いにも今までまともに彼女の蹴りをくらったことがありません。

ミドルキックで彼女をノックダウンさせたとき、先生はすごくうれしかったとおっしゃっいました。きちんと稽古に出ているぶん持久力とスタミナに差ができているそうです。私は『豚もおだてりゃ木に登る』タイプ、先生の言葉を励みにしてもっとがんばりたいと思います。元々スポーツが苦手で動きの鈍かった私でもやれるんだなって自信になりました。

これ、本当ですよ。始めたばかりの私は腕立て伏せも腹筋も１回だってできなかったのです。本当に運動オンチでした。１キロだって走られなかったくらいです。そんな私を見て、先生はどう教えていいのかわからなかったし、正直続かないだろうと思っていたそうです。でも厳しい寒稽古もやり遂げ、初めての昇級試験で腕立て伏せを30回する私を見て涙が出そうになったそうです。今ではペースはゆっくりだけど10キロ走れますもの。

人間、努力すればできないことはないってことを、空手とついでに英語を通して学びました。一歩ずつの積み重ねって、本当にすごいって思います。