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テーマ:趣味の英語(404)
カテゴリ:英語と外国語の話
今夜もお仕事が終わりました。今は火曜日から土曜日まで自分の教室と派遣の家庭教師業をしていますが、5月からは月曜日にもお仕事が入りました。2月末には中3と小6の生徒が一気に減り、教室閉鎖も考えていたのですが、5月からはなんとか収入も以前どおりに持ち直しそうです。
出て行く生徒もいれば戻ってくる子もいて、小6から高1の冬まで英会話と英語を教えていた生徒さんが教室に戻ってくれることになりました。彼女は高3になり、勉強に卓球に頑張っています。国公立の外国語学部を受験したいそうで、受験の文法はある程度わかるようになった、でも英会話力だけは誰にも負けたくないということで、会話を学ぶために私の教室へ戻ってきました。 実は、今年度から始めた家庭教師で私はちょっとイライラしていました。私の教室に来てくれる生徒さんは、英語が好きで話せるようになりたい、好きなのだから得意教科にしたいと意欲的に学んでくれる子が多いのです。だから教え甲斐があるし、多少厳しくしても自分のためだからみんなめげません。教えていても本当に楽しいのです。 しかし、家庭教師に来てもらう生徒さんは、勉強が苦手だから。それは仕方がないけど、実際英語が嫌いな子たちだし、教えていてもおもしろくないんです。英語のおもしろさを説いている暇があったら文法や数学の公式を一つでも覚えたいところでしょう。ちなみに、家庭教師では全教科教えています。 その高3の子の本格的なレッスンが昨夜から始まりました。教材もいっさい購入させず、私が昔購読していた英語の雑誌をコピーしてレッスンをしました。実際にニューヨークの街角での会話や、喜びや失望を伝える表現など、会話を学ぶ人にとってはおもしろい記事をピックアップして用意しています。教えている私も楽しいし、実際に学んでいる彼女はもっと楽しかったようでした。 英会話ももちろん、彼女は会話の内容の背景に出てくる欧米の文化にもとても興味があり、そのトピックを私が話して聞かせることに目をキラキラさせて聞き入っています。昨日はアメリカのレストランのブランチについて、そのメニューやドリンク、アメリカ人の休暇の過ごし方なんかについて話しました。 英語を学ぶことは言葉を学ぶことだけど、その国の歴史、文化、人々のことなんかを知るともっと楽しくなるんです。だから外国に興味を持って、その国を旅行したり言葉が話したいと思う、それを通して自分の国、日本についてもっともっと知りたくなるっていうのが私の理想なんですね。高3の生徒と英会話を再開するにあたり、自分の初心を思い出したって感じです。ユカちゃん、ありがとう。 家庭教師という枠組みの中で、プチストレスがたまるかもしれないけど、ちょっとでも英語の楽しさを伝えていかれたらいいなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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