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カテゴリ:海外の旅
カナダ旅行記・その17(→今までのお話はフリーページにまとめてあります)
ジェシカを見送り、なんだか急に寂しくなりました。ミシェルが仕事から帰るまで、お母さんの焼いたブルーベリーパイでお茶を飲んだり、テレビを見たりしてゆっくり過ごしました。 夕方、ミシェルが帰ってきて、いっしょにショッピングに出かけました。そのころは雨ももう止んでいました。ドラッグストアへ行き、母の大好きなメープルシロップクリームをサンドしたクッキーと、父の軟膏を買いました。ミシェルは日本でお世話になった人へのお土産を買い、私にことづけました。途中、ミシェルのご両親に遭遇。私の家族にお土産を買ってくれていました。 家に帰った直後に、ミシェルのお姉さん一家が来ました。お姉さんはミシェルと年が離れていて、中学生と小学生の大きな娘さんたちがいました。ミシェルはお母さん似ですが、お姉さんのイヴェッタはお父さん似、でも話し方がお母さんそっくりです。旦那様はスロバキア人で、この一家はチェコ語とスロバキア語で話していたのでチンプンカンプン。子どもたちは英語しか話さないけど、会話の内容はわかっているようでした。 ここで私が滞在中に覚えたチェコ語。それは「アホーイ」という言葉です。英語のHiとかHelloと同じ意味です。最初は「うん?アホ?」なんて思っていました。 ミシェルのご両親、お姉さん一家からたくさんのお土産をいただきました。私が旅行する上でいちばん嫌なのは大荷物を持って歩くこと。だから、私の荷物はいつも大きなバックパックがひとつです。でも、とてもうれしい心遣いでした。お母さんが使わないかばんをお土産を入れるためにひとつくれました。その日は遅い夕食をとってベッドに入りました。 2003年11月11日。この日はカナダのRemenbarance Dayという祝日でした。そしていよいよ帰国の日です。北米に来てもう3週間がたっていました。約10日間ずつアメリカとカナダに滞在しましたが、あっという間でした。この日の天気もどんよりとした曇り空。私が海外に滞在する場合、晴れの日がとても多いのです(ロンドンの冬はいつも曇っていましたが)。でも、私の去る日は雨の日が多いです。きっと、帰んないで~って空も泣いているに違いない…なわけないか。 ミシェルのご両親に別れを告げると、お母さんが 「バンクーバーに来たら、ここがあなたの家よ」 と言ってくれました。とても優しかったブリジッタ、また会いに行きたいです。 そしてミシェルが空港まで送ってくれました。チェックインして1時間ほど一緒に過ごしました。こんなに日本に帰りたくないと思った旅行は後にも先にもなかったです。アメリカで一緒に過ごした友人たち、カナダで一緒に過ごした友人たち、いろんな場所で出会った人たちのおかげだと思っています。 空港にて。ミシェルと。 カナダ旅行記、おしまい♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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