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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(830)
カテゴリ:熊本県散策
今から13年前、「マディソン郡の橋」という小説がベストセラーになりました。同僚(当時・29歳)がその本を読んで、興奮して眠れなかったと言って貸してくれました。私も一晩で読んだのですが、若すぎたのでしょうか、大人の恋愛というか中高年の恋愛がわからず、たいして感動もなかったような気がします。だから映画も見ていません。今読めばまた違う感想があるのかもしれません。
そんな「マディソン郡の橋」に似た橋が、7年前に阿蘇郡波野村(現・阿蘇市波野)にできたということで、友人が連れて行ってくれました。どちらかというと感動しやすい人、熱い人→友人の前ではどこか冷めている嫌~なヤツの私、特に感動することもなく、ふ~んって程度で見て帰っただけとなりました。 昨日はスズランを見た帰り道に、その阿蘇にある「マディソン郡の橋」を見に行きました。いっしょにいた妹が見たがったからです。本当の橋の名は「阿蘇望(あそぼう)橋」といいます。日本初の屋根付き木造車道トラス橋(なんじゃ、そりゃ?)なんだそうで、小説の中の橋に似ていることから、カップルのドライブコースだと言われています。 ここがカップルのドライブコース?嘘やん…ってくらいのどかというか、道が狭いというか、田舎の香水(牛の臭い)が漂っていて、周りにいるのは畑仕事をしている地元の方ばかりでした。平日だったこともあり、ほとんど車の通りがありません。 そして到着。 「屋根はいらんだろう、屋根は」 と言っていた私の傍らで、妹はかわいいとやけに喜んでいました。橋の全長は41.6メートル(このタイプの橋としては日本一)、幅は7メートルあります。 道路の真ん中にいても車が来ませんでした。 橋の間から阿蘇山もよく見えます。 下に川もあるのですが、水は流れていません。 阿蘇望橋の名前は一般公募からされ、この場所から阿蘇山を遠望できるということでつけられたのだそうです。確かに眺めはとてもきれいでした。 根子岳と高岳が見えます。 今回は橋の作りもしっかり見てきたし、その仕組みの図面も見たことで、前回よりは楽しめました。阿蘇の美しい自然の中に、この木造の橋はぴったりです。 でも、いちばん気になったのはこの看板… ↑ 牛が「いてモウたろか?」って鳴いているのでしょうか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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