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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:大分・豊後大野市散策
豊後大野市朝地町にある普光寺は、アジサイの名所として有名です。昨年もここにアジサイを鑑賞に行き、日記に残していますが、本当にきれいです。去年も同時期に訪れたのですが、アジサイはほぼ満開でした。しかし、今年は花の咲き具合もなんだかいまいち。確かにきれいなのですが、まだ見頃じゃないという感じでした。
それでもやっぱりきれいですよね。 ここは通称紫陽花寺です。当然といえば当然でしょう。しかし、ピアノ寺とも呼ばれているそうです。しかし、それはまた何で?ちょうどこの日はアジサイ祭りが催されていて、ご住職がいらっしゃったので聞いて見ました。ご住職がおっしゃるには、ここの仏様は音楽を演奏すると喜ぶのだそうです。 御堂の中に入ってみると、仏壇の斜め前にピアノが置かれていました。片手の練習曲は演奏禁止だけど、ピアノを弾いてもよいらしいのです。知っていれば昔取った杵柄、簡単な楽譜でも持ってきて披露したのに…って、今はもうピアノなんて弾けなくなっているんですけどね。 胡弓を持ってきていた男性が演奏を奉納する前に、ご住職がお経を唱えていました。そしてその男性、胡弓を弾き始めました。「草原情歌」、「荒城の月」、「涙そうそう」などいろんな音楽を演奏していました。でも、演奏はなんだか微妙。出ようとすると、ご住職が座って聞いていってと言うので出るに出られず…。仏壇の前にはリッツのクラッカーが置かれていて、『音楽を奉納された方は持っていってください』なんて書かれていました。ピアノの前にはダーツ占いなんてあって、本当にただのダーツでした。 お寺を出て行こうとすると、ご住職にぽっこん菓子を勧められ、言われるがままに撫で仏の前でティッシュを手のひらに広げていると、広げ方がちがうと怒られながらぽっこん菓子をいただきました。 アジサイを見て歩いているときも微妙な胡弓の音色が。ご住職が大きな声で誰かに、 「This is 胡弓!」 と微妙な説明をしているのも聞こえるし、アジサイの花畑に向かって 「聞こえますか~?」 なんて叫んでいるし。おもしろい方でした。 アジサイの小道。 さてさて、このお寺の本当の見どころは、岩肌に彫られた高さ11.3メートルある磨崖仏です。この不動明王像とお寺の歴史は、また明日お話することにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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