ハナちゃんといっしょ

外国へ旅行したときって、どんなお土産物を買いますか？食べ物といったらクッキーかチョコレートしかありませんよね。日本は各地に銘菓や特産がずらりと並んで品揃えも豊富だけど、海外旅行へ行ったら悩んでしまうのはお土産です。確かにヨーロッパのチョコレートはおいしいし、北米へ行ったらドラッグストアなんかでカナダのメープルクッキーを買います。このクッキー、メープルクリームがサンドされていて、香りもいいし、おいしいし、安いのです。うちの母の大好物です。

というわけで、お土産は毎度毎度チョコレートかクッキー、はたまたキャンディとか民芸品です。お酒は重いし、私はそそっかしいから割ってしまいそうなので買いません。

そんな私を夢中にさせた海外のお菓子が３品あります。ひとつ目は、ニュージーランドで食べたティムタム。これはオーストラリアのお菓子です。チョコレートがコーティングされたクッキーです。ひと袋買って３～４日かけて食べていたけれど、いつのまにか１日でひと袋開けるようになり、肥えた、肥えた。キャラメルクリームがコーティングされたのもおいしいんです。日本でも買えるけど、400円…。倍の値段や！買えんわ！

ふたつ目。それはドイツのクッキーです。球状のクッキーの周りにはチョコレートとココナッツがコーティングされていて、食感がサクッて感じ。しかも、中からはどろ～りとしたチョコレートが入っているんです。これはアメリカの友人Haが、昨年の春にドイツに住んでいるお姉さんのところへ行ったときに買ってきてくれました。たくさんもらったけど、母と私がほとんど食べました。

そして３つ目はアメリカのお菓子。え～、アメリカのスウィートなんて砂糖の固まりじゃん！って思ったあなた、確かにそうですが、私がはまってしまった食べても食べても飽きないお菓子があるんですわ。その名も、Jelly Belly(ジェリーベリー)。とても小さなジェリービーンズなんですが、甘さもくどくなく、何種類も味があってすごくおいしいんです。これもアメリカの友人に小さな箱をひとつもらい、なんておいしいんだ～って思いました。そしたら、たくさんくれました。幸せだった…。アメリカへ行っても時々これを食べていました。

２週間前でしょうか、テキサスの友人チャックから電話がかかってきました。話していて、私がジェリーベリーが大好きだと話したら、なんとまあ、今日送られてきたんです。それも大箱で！



私の大好きなお馴染みの味もあったし、初めて食べる味もありました。全部で40種類の味(本当は全50種類)、罪悪感を持ちつつも、全ての味を試しちゃいました。いいんです、今日だけは。ピーナッツみたいに小さいんだか。う～ん、なんておいしいの！でも、ハラペーニョですか？メキシコの香辛料。これはいただけない。甘いのに激辛でした。

真ん中の濃い緑がハラペーニョ。


中にはレシピなるものも入っていて、「プラム２＋フレンチ・バニラ１＝プラムプディング」の味になる、なんてイラスト入りの説明書きがありました。

早速チャックにお礼の携帯メールをすると、気に入った味があったら知らせてね、とのこと。なるほど、バラで買えるのだな…。もちろん知らせます。で、食べたことのない味と、気に入った味をまた送ってもらいます。そして、私はお礼に羊羹を送ることにします…。え？嫌がらせ？じゃあ、何かおいしい日本のスナック菓子にしておきます。何がいいかな～。