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テーマ:猫のいる生活(139006)
カテゴリ:猫の話
3日前のことです。昼食を終えて部屋でのんびりしていると、妹から電話がありました。妹のバイト先に子猫が捨てられていて、雨に濡れているし、もう長くは生きられないだろうからうちで面倒を見てくれないかということでした。母の許可を得て、早速迎えに行きました。
妹のバイト先に着くと、妹が出てきて子猫のいるところまで連れて行ってくれました。琥珀色に近い白い猫で、耳と鼻が茶色、しっぽが日本猫のような縞模様で目はグレーに近い青でした。汚れて目やにや花水が出ていたけど、とてもきれいな子猫です。昏々と眠っていて、持ってきた猫専用のベッドに入れると一瞬きょとんとしましたが、またすぐに眠り始めました。弱っている感じだし、長くないかも知れないな…なんて思いながら車に乗せました。 しかし、車が動き出すと、小さな声で「ニャ」と鳴き、上を見上げてきょろきょろしています。死にかけの猫はこんなことしないよなって思っているうちに帰宅。うちに着くと、ぐったりとしていると思っていた子猫は猫ベッドを飛び出し、その場にいたダイくんにまとわりつき始めました。ダイくんといえば、オスなのに母性本能たっぷりの我が家の「お母さん」です。くどいようだけど、オスです。去勢はしていますが。 子猫はダイくんのお腹に顔をうずめ、おっぱいを探していました。お~い、それはお母さん猫じゃないよ、おっさん猫だよ~。生後2~3ヶ月くらいだろうし、母猫と引き離されてまだ間もない感じでした。牛乳を温めて水で薄めて飲ませると、ピチャピチャ音を立てて飲み、それからベッドに入ってまた寝始めました。 それから私は仕事へ出ましたが、終わったら速攻で帰宅。バイトを終えた妹も来ていました。子猫はちょうど目覚めたばかりで、牛乳をあげると勢いよく飲むし、かつおぶしを混ぜたご飯も真剣に食べます。まだ歯が全部生えそろってもいないのに、ドライのキャットフードにも果敢に挑戦…。おい、こら、妹、どこが死に前の子猫じゃ?元気じゃないの。 結局、うちで飼うことになりました。「ナナちゃん」と命名。よく食べ、よく遊び、よく寝るのだけど、雨に打たれてちょっと風邪気味だし、うちの他の猫たちがナーバスになっているので目が離せません。夜中にお腹がすいたと起こされるけど、ちゃんと起きて牛乳を飲ませています。人がいないと寂しいようで、必ず膝の上で寝るし、夜も暑いのに私のそばにくっついて寝ています。今も膝の上ですやすやと寝ています。 両目から目やにが出ているけど、右はずいぶんよくなりました。左がまだ治らないので、明日は獣医さんに連れて行って目薬をもらってこようと思っています。 しかし、子猫が生まれて、困って捨てるくらいなら、2万円払ってでも避妊手術をすればいいのに。生まれちゃ捨て、生まれちゃ捨てを繰り返していると、実際に自分に不幸が降りかかってくるのに。それをしていた両親の知人の家2件、借金地獄です。聞いた話だけど、猫や生き物を虐待していた子の家は、燃えたそうです。偶然かもしれないけど、私は信じます。 寝ぼけ眼のナナちゃんです。よろしくね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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