ハナちゃんといっしょ

世間は３連休なんですね～。私は土曜も月曜日も仕事と、変わらぬ週を過ごしています。昨日はお天気もよく、涼しい風が吹いてさわやかな１日でした。こんな日はやっぱり出かけたいと、子猫のナナを寝かしつけ、カメラと温泉セットを持って出かけました。目的地は以前行ったことのある滝と、それからその近くにある温泉でした。

奥豊後温泉郷マイスターを目指す私、今回が３湯目でした。期限は２年、のんびり周るつもりです。向かった先は、竹田市の宮城温泉出会いの湯です。噂によると、湯船が小さく洗い場が少ないわりには人が多いということでした。しかし３連休の中日、長湯温泉なんかは人でごった返しているに違いないし、返って出会いの湯のほうが空いていそうなので行くことにしました。

滝周辺を散策して気持ちのいい汗をかき、それから温泉へ。

入り口にはこんな看板がありました。


な、な、な、何ですって？美人の湯？ってことは、ここに入れば美人になれるの？なわけないか～と思いつつ、車を停め、温泉へ。受付でお金を払って脱衣所へ。こじんまりとした小さな脱衣所でした。ロッカーも無料で使えます。ありがたい。脱衣所には２人、温泉には１人、すごく空いていました。

温泉の湯船は想像していたほど狭くはないですが、定員10名くらいというところでしょうか。おバカな私は、メガネをかけたままシャワーをかぶり、大慌て。浴場にいたおばさんに、
「メガネも洗ってあげたら」
なんて笑われてしまいました。

そしていよいよ入湯。温泉の質はちょっとヌメヌメ、スベスベという感じでした。竹田温泉月のしずくと同じ泉質だから似ているのでしょう。美肌効果がありそう。これは本当に美人になれるかも。

入っていると、肌に気泡が無数にくっついてきます。まるで炭酸水素泉の長湯温泉みたいです。ぬぐってもぬぐっても、まだ気泡がへばりついています。ここは単純泉のはずなのになぜ？ますます美人になれそうだと思った私、おばさんが出て浴場は私一人。湯船にしばらく顔をつけていました。縁を両手で持って、顔をつけ、体を浮かし、ふふふ、人が見たら水死体なんて思うかしら…と、バカなことを考えなから。というか、本当にバカですね。

出たあとはお肌が本当にすべすべです。ちょっとこれはいい温泉に出会いました。まさに出会いの湯！受付のおばさんに、あの気泡は何か聞いてみました。単純泉だけど、長湯温泉の10分の１の炭酸水素泉が混ざっているそうです。人間の肌に近いアルカリ単純泉に炭酸水素泉、マメに入っていると美人になれること間違いなしです。なんて断言してしまったけど、嘘つきだと思われたくないので、しばらく入らないことにします。

浴場のレトロな感じも素敵です。


宮城温泉出会いの湯

泉質：単純泉
効能：神経痛、冷え性、疲労回復など