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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(837)
カテゴリ:大分・竹田市散策
あちぃ~。この夏、この言葉を何回言ったことやら。今日は夕立もきそうにないです。車は今朝ついに、初のオーバーヒートを起こして今は整備工場です。明後日は宮崎行きなのに、困ったな~。こんな日には涼しくなりたいですよね。そこで、川のお話をしたいと思います。
大分県最大の川である大野川は、大分県の総面積の4分の1を占めます。全長76.4キロメートル、流域は1465平方キロメートルにもなります。1時支流は35箇所、2次支流以降はなんと97という数の多さ!源流は大分県内のみならず、熊本県、宮崎県にもさかのぼります。 県中央部を北流する大野川の上中流は、阿蘇の丘陵・台地の上をうがって流れているため、河床勾配が急で、滝や峡谷が多いのだそうです。確かに、私が覚えているだけでも白水の滝、黄牛の滝、清滝、沈堕の滝、原尻の滝、祖母山一合目の滝、神角寺渓谷、神原渓谷、陽目渓谷…まだまだあります。 その源流のひとつがここ、竹田市荻町にある陽目(ひなため)渓谷です。 陽目渓谷から白水の滝に向かう入り口には、大野川源流の碑が建てられています。この碑は、県内各地の大野川の源流に平成11年より建てられ始めましたが、ここの碑は祖母山の源流と同じく初年に建てられました。 大野川源流の碑。 陽目渓谷に着くと、前回紹介した陽目の里、そしてキャンピングパークがあります。この前にある川は河川プールになっていて、夏の間は多くの観光客で賑わいます。しかし、この日は大雨の翌日で、清流も濁流に変身していました。もちろん、泳いでる人なんて1人もいませんでした。 いっしょにいた友人たちは白水の滝に向かいましたが、私は家に帰らなければならなかったので、途中まで行きました。推量は年間を通して多いのですが、この日は特別。ちょっとでも足を滑らしたら危険です。 これは白水の滝ではありません。途中の滝です。 この2つの滝の右側は、いつも水がきれいにクロスして流れているのに、濁流でクロスも何も見られたもんではありませんでした。白水の滝も、ものすごい水量の泥水だったそうです。 橋の近くの川も濁流。 でも水量が多くても、濁っていても、やっぱり源流はきれいだと思いませんか?清流は清流なんです。私が児童館に勤務をしていた頃に行った水質調査では、まだホタルのえさになるトビゲラなどが生息していました。1997年のことですが、あれから9年経つ今も生息していて欲しいものです。 お天気のよい日の白水の滝の画像は→こちら。変なものも写っていますが、無視してください…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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