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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(838)
カテゴリ:熊本県散策
夏休み前半、飛ばして遊びすぎたせいか昨日は疲れてずっと寝ていました。今日はどうもお腹の調子が悪いです。金曜は映画のレイトショー、土曜は仕事、月曜は小松明祭り、火曜は友人と明野アクロスでショッピング、家に帰って母と夏祭りに出かけ…。こりゃ疲れるわね。
今日はその、15日の晩に母と行った夏祭りのお話です。15日といえば、竹田市内に流れる川で鐘楼流しが毎年行われます。私はこの風物詩が好きで、夜は1人でちょこっと見に行こうって思っていたんです。しかし、母がお隣の阿蘇市波野のなみの高原納涼祭りに行きたがっていたので、連れて行くことにしました。県は違っても、会場の波野道の駅まで車でたったの15分です。母は昨年初めてこの祭り見物に行き、波野の子ども神楽に感動、また見たいと言っていました。 6時前に到着すると、もう会場はものすごい人。波野にこんなに人がいるの~?ってくらいでした。しかし、車は熊本ナンバーだけではなく、大分、福岡ナンバーの車もちらほら停まっていました。席はほぼ満席状態でしたが、スタッフがまた椅子を運んでおり、母と私は前から2番目の席を確保しました。私が夕食代わりの焼き鳥を買いに行っている間に、母の楽しみにしていた子ども神楽が始まりました。最初は神事の「五方礼始」でした。そしてもうひとつ舞うのですが、それは有名な神話の「岩戸開」でした。 「岩戸開」とは…。 『天の岩戸に天照大神(アマテラスオオミカミ)が籠られ、何とか外にお出ししようとします。天細女命(アマノウズメノミコト)が足を踏み鳴らし乳房をあらわにして踊ると、天照大神が何事かと岩を少し開けられ、その時、手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩を一気に開けて、お迎えします』 これを中1の子どもたちが舞うのですが、それはそれは見事なんです。今まで何度か子ども神楽を見てきましたが、この子たちはすごい!大人も顔負けの踊りなんです。とくに、天細女命と手力雄命の舞は見事でした。 天細女命の舞。舞い手は女の子です。 手力雄命。ポーズから何から何まで上手! 私たちの席の近くには、神楽の衣装を着た4歳の男の子がいました。私はこの子を6月の波野の中江神楽の定期演奏会で見たことがあり、そのときも最前列で一生懸命舞っていたのです。手力雄命の子がこの小さな男の子を舞台に招き、いっしょに舞い始めました。すごくかわいかった! そしていよいよ岩戸開き。 この子ども神楽は中江神楽が直接に指導に当たっているようで、本当に上手でした。子どもたちがこうやって地域の伝統を守り続けていこうとする姿、いいな~って思いました。 神楽が終わるとヒーローショーとピエロのマジックショーが始まりました。仮面ライダーショーは、ショッカーと怪人の登場に泣き始める子どもたちも。しかし、この怪人のトークがおもしろすぎ。子どもたちとのからみもおもしろかったです。仮面ライダー1号、2号、ストロンガーが登場すると子どもたちは大熱狂。おまけになぜかスパーダーマンまでやってきて、一体これは何のショー?って、母と私はぼんやり眺めておりました。ヒーロー勢ぞろいの写真を撮りたかったのですが、子どもたちが群がっていたので恥ずかしいのでやめました。 そしてお祭の最後は1000発の花火。この日は満天の星空で晴れ渡っていました。その星空に咲き誇る花火はとても美しかったです。 花火はやっぱりうまく撮れません。 市町村合併で地方のイベントや祭りは廃れていく一方です。波野は元は小さな村、しかし合併後もこんな大規模な夏祭りを存続させるパワーと地元の人が協力し合っていく姿は、私の住む地域ではなかなか見られないものだなと思いました。楽しい夏祭りをありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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