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2006年08月18日
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ひときわ暑い夏の日は、水辺を訪れたくなります。今週は夏休み、どこか水のあるところにでも行こう!なんて思っていたけど今回のこの台風。どこへも行けずにちょっとストレスを感じています。心配していただいた台風ですが、この地域は本当にたいしたことがありませんでした。

この夏は水のある風景を何ヶ所か訪れましたが、今日は豊後大野市大野町にある沈堕(ちんだ)の滝を紹介します。

沈堕の滝(雄滝)
2006_07310076.JPG

沈堕の滝は、大野川本流にかかる幅100余m、高さ20mの懸崖を落下する雄滝と、支流平井川にかかる幅4m、高さ18mの雌滝の二瀑からなります。壮大な景観はかつて関東まで知られ、なかでも室町時代には雪舟が訪れて「鎮田瀑図」(京都国立博物館蔵)を描きました。

雄滝の流れ。
2006_07310090.JPG

今回はちょっと疲れていたし、夕立も来そうだったので公園内からしか写真を撮っていません。雌滝は滝上のほうだけ見ました。

この瀑布の莫大なエネルギーは、明治時代末期に沈堕発電所の建設により電力に変えられました。この電力は大分別府間に電車を走らせ、家庭用電力はもとより大分県の産業の原動力となりました。雄滝と雌滝の間にある西洋技術を取り入れた石造建築物が、その発電所の跡です。現在は下流に発電所があるそうです。

発電所跡。
2006_07310095.JPG

公園内には水力発電の仕組みが展示されています。
2006_07310101.JPG

この沈堕の滝には竜神にまつわる伝説があります。昔、神主が子どもたちが蛇をいじめているのを見かけ、その蛇を助けてあげました。それから、神主夫婦にかわいい女の子の赤ちゃんが生まれました。しかし、その子の肌にはうろこがありました。その子は成長し美しい娘となりましたが、ある日自分は神主に助けてもらった竜の化身だと両親に伝え、滝に戻して欲しいと訴えました。両親は娘の願いを聞き入れ、滝に連れて行きました。娘は滝つぼに住む主を殺し、竜となり両親に別れを告げたのでした。

今でもこの滝つぼに竜がいる?
2006_07310089.JPG

近辺にはいろんな滝がありますが、沈堕の滝ほどの瀑布を見たのはニュージーランドのフカ滝以来かもしれないです。水量の多さとその音には圧倒されます。水力発電に使われるのも納得!そういえば、NZのフカ滝も水力発電に使われ、国内の電力の80%を担っているそうです。

豊かな水資源に恵まれる日本、これこそ梅雨と台風の恩恵でもあるんですけどね…。被害さえなければいいのですが。





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最終更新日  2006年08月18日 17時50分11秒
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